総統閣下、かくれんぼですか？

十九回目 ページ21

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トントンside



ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ



めっちゃキーボードを叩く音しとる…


「ロボロ」

「なんや？トントン」


ロボロは俺の方見ないでずっと

パソコンの画面を見て作業を続けている


「いつもより作業早ない？」

「当たり前やろ、グルッペンの結婚が
あるんやから」

「…」


ロボロは今、隣国の裏切り行為の

裏を取っている


敵国との外交、横流し


これ等全てが本当ならばグルさんとの


結婚は無しになる


平和の為の結婚とはいえ…半強制な

所もあったからな


「…グルッペン、Aさんの事に
好きやろ？」


「…！知ってたのか」


「見りゃ分かるよ、そんくらい」


見れば分かる…


「童貞なのにか？」


「うっさいわ！！兎に角！グルッペンと
Aさんの為にも早く裏を取らな
アカンねん！時間ないし」


「せやな」



突然ダクトからなんか降ってきた


まぁ、正体は分かってる


「普通に入ってこんかいゾム」

「ええやんええやん、それより潜入任務とか
ないん？殺る気あるから」

「殺すな殺すな…そうだな…ロボロ
隣国の奴等の予定とかって」

「ほい」



軽く渡された隣国の奴等の予定

ぎっしりやな…


「結婚近いからやる事全部終わらす気なんやろ
こんなぎっしりなんやし」


「じゃあこの日の外交の様子撮影して来い」


「了解！ほんじゃコネシマとかにも手伝い
要請してくるわ」


出来れば直ぐに喧嘩しない奴等

連れていけよと言いたかったけど…

既に消えてた

流石…



「ロボロ、よろしくな」


「おう！こっちもこっちで裏取っとくわ」



証拠は多い方がいい


絶対式の妨害させてもらうで

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