喧嘩 3 ページ25
「あれから、ずっと店に入れてないんですか？」
『はい。』
「貴方も結構大人げないことするわね。」
『あの二人よりかマシです。』
私の言葉に、風見さんとジョディさんも、それはそうだけど…と頷く。
あの喧嘩から一週間、店に入れるどころか、口すらきいていない。
我ながら子供の様だと呆れるが、何となく今許しては、また同じ事が起こる気がしてならないのだ。
『だから、まだ許しませんよ。
それに二人だって心のそこから反省してるわけじゃないんじゃないですか？』
「で、でも、降谷さん、日に日にやつれていって……
この前なんか幻影見てましたよ…」
____
__
「あれ、降谷さん。こんな遅くまで残業ですか？」
「…Aか？」
「………は？」
「やっと許して出てきてくれたんだな。
もう離さない。」
「え、ちょっ、苦しいです！
誰かに見られたら誤解されます！離れてください！…降谷さん！降谷さーん！！」
____
__
「俺だと気づいた後の、気まずさと言ったら…」
風見さんが、遠い目をしている。
彼もかなり疲れているんだな。
……あらかた原因は、安室さんだろうけど。
「秀も、同じような感じよ。幻影を見てる様子はなかったけど……」
__
____
「ちょっと…秀…何それ。」
「え…？これか？……これはA身代わり人形だ。」
「………数多くない？」
「まだ100そこらしか作れていない。それにこうしている間は落ち着くんだ…」
「もしかして、ずっと徹夜してたのってこれ作るために……」
「あぁAを見ないと、眠れないのでね。でもやっぱり偽物じゃ足りないみたいだ。」
「………」
____
__
「濃い隈がさらに濃くなっていくのよ！」
もう私見ていられないわ！と、
顔を覆うジョディさん。
というか、二人共怖すぎる。
やっていることが恐怖すぎますよ。
なんですか。ヤンデレ化ですか。
望んでないです、そんなアビリティ。
「多分、降谷さんも赤井さんも、ちゃんと反省はしてると思うんです。」
「そうよ！だから、もう許してあげて！」
二人から手を強く握られお願いされる。
二人共必死ですよ。
目がもう血走ってます。
でも、二人の様子を見て嘘ついていない事は、わかったし…
そのまま、死なれても困るし…
『わかりました。許すことにします。』
私がそう言うと、二人は目をキラキラさせた。
いや、そんな神を見るような目で見ないでください。
どれだけ必死なんですか。
『ただし条件が一つあります。』
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ネイト - リクエストで「ジンと赤井さんの取り合い話の話」って出来ますでしょうか？ (2019年9月10日 7時) (
レス) id: 67fc31259c (このIDを非表示/違反報告)
ネイト - 初コメント失礼します！自分こういう内容の小説ドストライクに大好きなので滅茶苦茶嬉しいです！毎日読んじゃうくらいです！私ジン推しなのでジンが出て来て凄く嬉しいです！これからもずっっと応援しています！無理しない程度に頑張ってください！ (2019年9月10日 7時) (レス) id: 67fc31259c (このIDを非表示/違反報告)
飛鷹琴葉(プロフ) - 『殺戮の天使』って知ってますか？ セリフが似ていた気がするので、勘違いだったらすいません！ (2016年10月20日 22時) (レス) id: 2893b59b0a (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ(プロフ) - 言い忘れてましたが、アルビノで差別を受けている人もいます、不謹慎だと思いませんかね？ (2016年10月16日 13時) (レス) id: 564a3dbb91 (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ(プロフ) - アルビノって目は赤くなるんですよ目には毛細血管いっぱいありますし、目が色素無いってのは可笑しいですよ、メラニンの生合成で色素が薄くて色素が薄すぎて毛細血管がたくさんある所では薄ピンクに見えたり赤く見えたりするんですよ (2016年10月16日 13時) (レス) id: 564a3dbb91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：0.001 | 作成日時：2016年5月28日 21時
