EP 41 In ページ42
どうして?
佐藤さんはもう告白したじゃん。
大ちゃんが佐藤さんのことを振ったわけじゃないし、本来告白する回数なんて人それぞれで、決まってるわけじゃない。
でも、一回告白したらそれで終わり。
二回目はないんじゃないの?
あんな曖昧な返事されたら尚更。
"考えとく"
なんて一般的に言えば、断ってるようなものでしょ?
だから、佐藤さんはもう諦めただろって、
今日カフェに行くのだって、友達として遊ぶだけでしょ?って…
薮「これ、見て」
薮のスマホに表示された、佐藤さんとのトーク画面。
「え…?」
一番最後に来ていた佐藤さんからのメッセージ。
"伊野尾くんに言っておいて。私、大貴くんに告白するから、って"
そう、書かれていた。
八「どうすんの、いのちゃん」
「どう、って…」
今日有岡くんに告白するから伊野尾くんに伝えておいて?
そんなの、宣戦布告でしかないじゃん。
「どう、するか……」
悩んでも悩んでも一向に答えは出てこない。
今から大ちゃんのところまで走っていって、無理やりでもここに連れてきて話すか
ここから動かずに、何もしないでいるか
「…」
俺は、どうするべきなんだろう
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IAY(プロフ) - yuriaさん» うわあ、ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!近々続き出そうと思っているので、ぜひ読んでください!(^^*) (2019年10月26日 16時) (レス) id: 5a1cb53f9c (このIDを非表示/違反報告)
yuria(プロフ) - この作品凄く続きが気になります!これからも頑張って下さい!応援してます! (2019年10月26日 2時) (レス) id: 30859cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗逢 | 作成日時:2019年9月24日 19時