EP 32 In ページ33
もう……最悪だ。
なんでこんな時に限って、席が近いんだろう。
俺の右隣には大ちゃんが、その前には佐藤さんがいる。
……無理、無理無理無理。
見てられないよ…
大ちゃんのことも、佐藤さんのことも、
2人が話してる光景も。
「…はあー…、」
今は2人とも見たくないのに…。
そう思いながら、大きいため息をついて机に突っ伏す。
…いや、でも。
俺の席の左隣と前には薮と光がいる。
「…」
"助けて"
そんな思いを込めて、仲良く話してる2人を見つめる。
八「…」
薮「どうしたの?」
八「いのちゃん、」
俺を指さしながら、薮に話してる光。
やっぱり…やっぱりだ。
光は察しがいいから、こういう時誰よりも早く気付いてくれる。
八「どうしたの?いのちゃん、」
「……」
薮「伊野尾?」
「……もう、無理」
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IAY(プロフ) - yuriaさん» うわあ、ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!近々続き出そうと思っているので、ぜひ読んでください!(^^*) (2019年10月26日 16時) (レス) id: 5a1cb53f9c (このIDを非表示/違反報告)
yuria(プロフ) - この作品凄く続きが気になります!これからも頑張って下さい!応援してます! (2019年10月26日 2時) (レス) id: 30859cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗逢 | 作成日時:2019年9月24日 19時