彼女は『一応』一般人

25話 ページ26

-コナンside-

ある日、いつもの様に学校行くと、校門の前にランドセルを背負った見覚えのある姿が見えた

コ「な、なんでお前がここにっ!?」
『Conan!!It was good!(コナン!!良かった、知ってる人がいた!)』

その人物は、俺の姿を見た瞬間、物凄い笑顔で近寄ってくる
そう、その人物とは安室怜央だ

『It was good to see you.(君に会えて良かった)It was too small to get in alone.(1人で入るには心細かったんだよ)』

俺に会えたことに興奮しているのか、以前に見せられた流暢な日本語ではなく英語で話している

コ「とりあえず一旦落ち着け。なんで、お前がここにいるんだ?」
『Um?あ、ああ。ごめん、ちょっと興奮しちゃって。ここに居る理由は、今日からこの学校に通うことになったからだよ。なんでも、Dadが米花町に住んでる探偵に弟子入りしたからって』
コ「!?」

米花町に住んでる探偵に弟子入りした人って…あの人しか全く心当たりがねえんだが…
いや、まさかそこまで世間が狭いはずが…

コ「(いや待て。こいつの苗字は安室だし、容姿も安室さんにそっくりだし…。まさか…)な、なぁ。お前のお父さんの名前って、安室透だったりするか?」
『そうだけど、どうして知ってるの?』
コ「!?」

安室怜央は、まさかの安室さんの娘だった

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