彼女は『一応』一般人 (ページ19)

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18話ページ19

男1「誰が伸びてるって?」

トイレで伸びていた男が目を覚ましたらしく、コナンを背後から首を固定するような形で逃げない様にした
私は密かにカウンターへと行き、強盗犯の拳銃を一丁拾い、いつでも撃てるような体勢に入る

トントンっ

怜「…!!」

肩を叩かれ、驚いて振り向くと、そこには口にガムテープをつけたまま、目と両手が自由になった赤井秀一に変装した零が居た

降(もう一丁よこせ)
怜「いつでも撃てる体勢になってて」
降(了解)

さっき、子供達に銃を持って来るよう指示をしていたから、コナンがすぐに首を締められることはない
あとは男が油断した所を…

男1「おっと…もう持ってんじゃねえか」
怜「…‼(そうだ、あの時コナンがあの男の銃を…!!)」

男が銃をコナンの頭に突き立てる

男1「とりあえずお前は、死ね!」
怜「零!お前は奴の肩!私は銃だ!」
降(頷

ドカンっ

男1「ぐわあっ!!あっ!!あぁ〜っ!!」

2人同時に撃ち、見事に零の弾は肩に、私のは銃に命中
そして、それを切っ掛けに機動隊が突入。強盗犯はあっさりとお縄になった

降「怜央、行くぞ」
怜「うん」

私はと言うと、コナン達の目を盗んで零と共にその場を後にした

怜(ジョディ、コートのポケットに入れた紙に気付いてくれるかな…)