26話 ページ28
貴方「こ、ここなら、見えるかなぁ!」ハァハァ
どれくらい走っただろうか。
すでに日は沈み、月明かりが辺りを照らしていた。
貴方「夜ってとっても綺麗だなぁ!!!なにも危険じゃないじゃん!!凄く素敵じゃない!!」
私はその時、星空と言うものを生まれて初めてみた。
綺麗だった。とても。
ひとりで見るのには勿体無いくらいに。
貴方「…」
お父さんの顔がふと思い浮かぶ。
とても悲しそうな顔。
貴方「…謝らなくちゃ。」
そうだ。
ちゃんと謝ってお父さんとお母さんと3人で"アサヒ"を見よう。
私達は家族なんだから!
そう思った瞬間
誰かの腕が私を包み込んだ。
落ち着く匂い。
貴方「お父さんっ!お母さんっ!」
私はすぐさまその腕の正体に気付く。
母「っ急にいなくならないでよ!!どれだけ心配したか!!!」
父「よかった無事で…。本当に良かった…。」
2人とも泣いていた。
つられて私も涙があふれる。
温かい。
私はやはり家族が大好きだ。
ずっと一緒にいたい。
でも悲劇は突然訪れる。
貴方「ごめんなさ」
ごめんなさい。
そう言おうとした瞬間だった。
94人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
芋子 - 夢世_yumese_さん» すっかり忘れてました!ご報告ありがとうございます!! (2020年2月22日 1時) (レス) id: faddf62cd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢世_yumese_(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう! 違反報告される場合があります。 (2020年2月21日 15時) (レス) id: 093bdce514 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:芋子 | 作成日時:2020年2月21日 10時