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16話 ページ18

『御館様のおなりです。』

にちか様とひなき様の声が響く。


私達は瞬く間に1列に並び頭を垂れた。


御館様がいらっしゃった。
さっきまで暴れていた不死川さんが挨拶をする。


ずるい。この野郎…。




御館様は竈門炭治郎と禰豆子のことは容認していたと言った。




そして前水柱の鱗滝さんからの手紙の内容を聞いた。


義勇さんも命をかけていることに驚いた。
そのことを聞いて竈門炭治郎は涙を流す。


しかしやはり皆は反対している。
鬼の頸を斬らないなんて確かに危険すぎる。

もちろん煉獄さんも猛烈に反対すると言っている。


御館様「Aの意見も聞きたいな。」


私がなにも言わないでいると御館様にそう言われた。

全員の視線がこちらに集まる。

冷や汗がでる。
頭がグルグルする。



貴方「わ、たしは…」


煉獄さんもこちらをじっと見ている。

いつもの私ならいつでも正しい発言をする煉獄さんの意見に合わせるだろう。

今回も煉獄さんの意見は正しい。
人々を守るために頸を斬るというのだから。

だけど。だけど…



貴方「…っ。私は禰豆子を信じてみたいと思います!!」



精一杯の勇気



煉獄さんはもちろん皆は物凄く驚いていた。



御館様はなにか嬉しそうに微笑んでいた。
これが目的だったのだろう。



きっと怖がってばかりだった私を成長させる為に私に話を振ったんだ。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎   
作品ジャンル:恋愛
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芋子 - 夢世_yumese_さん» すっかり忘れてました!ご報告ありがとうございます!! (2020年2月22日 1時) (レス) id: faddf62cd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢世_yumese_(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう! 違反報告される場合があります。 (2020年2月21日 15時) (レス) id: 093bdce514 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:芋子 | 作成日時:2020年2月21日 10時

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