今回の会議室は海軍本部でした ページ15
「____と、いうことだ。
これにて、本日の会議は終了とする。クズ共は
さっさと自分たちの部屋に戻れ」
センゴクさんがそう言うと共に、会議室に集ま
っていたほとんどの人間が自分の席を立ち、そ
の場を後にした。
「……はあ〜……緊張した……」
「えっ、Aちゃんでも緊張とかするんだね」
「クザンさんは私のことをなんだと思ってるんで
しょうか？」
そりゃあ、緊張するに決まっている。誰だって
大好きな人が同じ室内にいたらドキドキしてし
まう。
特に私は、いつも画面越しでしかお目にかかる
ことができなかったのだ。現実で推しに会える
なんて、誰が予想しただろうか。
「今回は珍しく、海賊女帝も来てたしなァ」
「綺麗でしたね……」
未だに会議室に残っていたドフラミンゴに話し
かけられた。この人のことは少し苦手だが、
友達程度……商談相手？くらいには話せるように
なった。
もう気づいているかもしれないけど………そう、
私の最推し。それは、海賊女帝と呼ばれる、
あのボア･ハンコック様である。
「ああ〜……ハンコック様に会えるとか………」
「ずいぶん、気に入ったんだね」
「クザンさんは違うんですか！？」
「綺麗だけど、好みじゃないっていうか……
ああいう高圧的なのはねえ……」
なるほど。クザンさんはなにも顔だけで決めつ
けるってわけではないんだな………
ちょっと意外。
「Aちゃんみたいな子はタイプだけど」
「もしもしポリスメン？」
「俺がそのポリスメンだから冗談だからさ、ね？
その、センゴクさんの電伝虫にだけは……！！」
「書類増やされちゃう！！」と泣き言を言って
いるクザンさんを無視し、電伝虫を片手に、あ
る人物へと近づいていく。
忘れそうになっていたけど、こっちの方が、私
が会議に出た理由だった。
さっきから私のことを睨んだまま、椅子から離
れないこの人。
「____鷹の目さん、部屋にお戻りになっては
どうでしょうか。じきに誰もいなくなります。
あんまり面白くありませんし」
「……ヌシがそれを言うか」
鷹の目は、その金色の目を細めた。どうやら、
睨んでいたわけではなさそうだ。
この調子では何を言ってもどいてくれなさそう
なため、私はある条件を持ち出すことにした。
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セルリーゼさん(プロフ) - どうやってもパスワードが認識できなくなったため、これからはこのアカウントで投稿したいと思います。ご迷惑をお掛けしてすみせん。 (2020年5月27日 6時) (
レス) id: eb9448107f (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます！これから物語を進めていく内の視野に入れておこうと思います！これからもご愛読お願いしますね！ (2019年11月25日 22時) (レス) id: eb9448107f (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く続きが楽しみで面白かったです。リクエストで赤髪との再会とマルコとローとの絡みとサッチとエースの救済をお願いします。あとオチが決まってないならローかエースをお願いします。今後も無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2019年11月24日 10時) (レス) id: 8276d311bf (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - 灰斗くんさん» ありがとうございます！返信遅くなって申し訳ありませんでした……これからもよろしくお願いします！！ (2019年9月23日 18時) (レス) id: eb9448107f (このIDを非表示/違反報告)
灰斗くん - めちゃくちゃ面白いです！これからも頑張ってください！ (2019年9月21日 21時) (レス) id: 70c0107070 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シヲリ | 作成日時：2019年6月16日 11時
