これからどうしようか ページ7
「______ちゃん…Aちゃん、
聞いてる？」
「……あ、すみませんもう一度お願いします。」
はあ……と、クザンさんはため息をついた。
ああ、クソ。仕事に身が入らない。じいちゃん
からあんな話を聞いたせいだ。
「今日はもうほとんど終わらせちゃったし、帰
っていいよ。……って言ったんだけど。
Aちゃん、今日ずっと上の空だったけど
大丈夫？なんか悩みごととかあるんじゃな
い？」
俺で良ければ力になるけど。と心配そうな顔で
聞かれる。この世界に生まれ変わってから結構
な頻度で、この顔を見るようになった。
気を付けないとな。
心配してくれてるのはありがたいんだけど………
「………大丈夫です。ちょっと疲れていただけ
なので……今日は早めに寝ることにします。」
お疲れ様でした。と頭を下げ、仕事部屋から
出る。扉を閉め切り、歩き出した。
クザンは、自分の部下のその姿を見て、先ほど
よりも深くため息をついた。
「どうして、なにも言ってくれないんだろ……」
足早に自分の部屋へと入り、扉を勢いよく開い
た。そのまま扉へと寄りかかり、頭を抱える。
息が荒い。いつもは走っただけじゃこんなに
疲れないのに。
___サボを殺した天竜人
「____なんでっ……」
____セルリーゼ、と聞いておる。
「なんでなんだよ……！！」
頬を暖かいものがつたう。私は、この感覚を知
っている。これは、涙だ。私は泣いていた。
エースたちの前で見せたような涙じゃない。
これは嬉んで流す涙ではなく、悲しみや、憎悪
から流れる涙だった。
この時だけは、本当に、この体に生まれた自分
を憎んだ。
セルリーゼは、私が天竜人だったときのラスト
ネームだ。
この名前を持っていると、ろくなことがない。
これだから、天竜人も、自分も……嫌いなんだ。
「余計に……言い出しにくくなっちゃった……」
17歳になって、弟たちに会ったその時。私は、
自分が天竜人であることを明かすつもりだった。
エースや、サボが、自分の出生のことを明かした
ように。
私もルフィも、二人のことが大好きだったし、自分たちが何かをされたわけでもなかったため、
そんなのは全く気にならなかった。
私は、違う。
実の父親が、
兄妹の一人を殺したのだ。
募集してません→←これだから………なんて、何回言ったんだろう
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セルリーゼさん(プロフ) - どうやってもパスワードが認識できなくなったため、これからはこのアカウントで投稿したいと思います。ご迷惑をお掛けしてすみせん。 (2020年5月27日 6時) (
レス) id: eb9448107f (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます！これから物語を進めていく内の視野に入れておこうと思います！これからもご愛読お願いしますね！ (2019年11月25日 22時) (レス) id: eb9448107f (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く続きが楽しみで面白かったです。リクエストで赤髪との再会とマルコとローとの絡みとサッチとエースの救済をお願いします。あとオチが決まってないならローかエースをお願いします。今後も無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2019年11月24日 10時) (レス) id: 8276d311bf (このIDを非表示/違反報告)
シヲリ(プロフ) - 灰斗くんさん» ありがとうございます！返信遅くなって申し訳ありませんでした……これからもよろしくお願いします！！ (2019年9月23日 18時) (レス) id: eb9448107f (このIDを非表示/違反報告)
灰斗くん - めちゃくちゃ面白いです！これからも頑張ってください！ (2019年9月21日 21時) (レス) id: 70c0107070 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シヲリ | 作成日時：2019年6月16日 11時
