ピュアで可愛い私の彼氏【48】 (ページ9)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:2,164 hit

ななページ9

そしてやっと状況を理解すると、顔が赤くなるのが分かった。

『ちょ、待って。こっち見ないで。』

何だこれ。
普段されないから？

むっちゃ恥ずいんやけど。

恥ずかしくて見られたくなくて手で顔を隠す。

すると、

アマ「あんず？どしたん、顔隠して。」

『見、ないで。恥ずい。』

アマ「…………耳赤いけど？顔真っ赤なのバレバレやで。」

まじこいつ何？！
急になんでそんな積極的なの？？

………あっ、分かった。

『…絶対ドッキリだ。』

アマ「え？？ちゃうって。そーゆーのじゃなくて、ただ…」

『ただ？？』

アマリーをじぃっと見つめると、だらだらと変な汗が出てる。
あーー、確信っすわ。

なんか、うん。
別にいいけどドッキリをするってためだけにやられたらちょっとやだなぁ。

自分の意思じゃないのかな。

……あーー。

やばい。
日に日に愛が重くなってってる私が嫌になるなぁ。

_____________________________________________

_________________

『っていうドッキリ仕掛けられてさ。』

えん「あーーー。」

『いやぁさ？仕事に熱心なのは本当良いことだと思うよ？実際私も仕事一筋なとこもあるし。』

『でも、だからってあんな私に無関心なのかなぁって思ってさ。なんか一方通行過ぎて私だけが好きなのかなぁって思っちゃって…』

あみ「それはアマリーが悪いですねー。」

『そうだよね！！』

あのドッキリが過ぎ去っていってから三日後__

私の奢りでお菓子とお酒を爆買いして、事務所でえんちゃん、音ちゃん、あみかちゃん、えむしと事務所で私の自宅で女子会をしている。

最初はまだ楽しかったが、私とアマリーとの話になってからは女子会というキラキラした会(キラキラとはしていない)は無くなり、すぐさま愚痴会と化した。

『もーーきらい！！』

音羽「じゃあ俺と付き合う？」

『音ちゃんの方がかっこいいし、可愛いし、面白いし……』

『………こんなに溺愛したら嫌われちゃう。』

うぅ……
あっ、やばい。

頭くらくらぁ、
眠くなってきた。

『んぅーー……ねむぃ』

あみ「ねむいっていいながら寝る人初めて見ましたww」

えむ「あのさー。俺だけかも知んないんやけど、この前アマリザが俺の彼女がSだし積極的だし溺愛してくれるから日に日に愛が増してって困るって言っとった気がする。」

えん「なんや。ただの惚気かいな。」

まさか寝顔を撮られているだなんて知りもせず、ぐっすり寝ているあんず。