No.4 ページ6
「ねぇ、ままぁ。あそこのお兄さん達何してるのぉ?」
「んー?…あれはねー、楽しそうに鬼ごっこしてるね。」
「おっきいのに鬼ごっこしてるの、お兄さん達仲良しさんだねっ!」
「そうねぇ。」
さとちゃんと思いっきりはしゃいでたら他の公園にいる親子さん方がなにか言っていた。
うん。
恥ずくなってきた。
ってかさ。まじでさとちゃん手加減を知らなんだよね。
さと「おい、A。よそ見なんてしてる暇があるんだなっ……!」
うっさい!!
こちとら考えごとしてんだよ、邪魔しないでほしい。
『さとちゃーん。もうやめにしなーい?疲れたぁ。』
さと「おぉ?こりゃ、俺の勝ちだな。」
いや、さとちゃんに負けたなんて認めたくないし、許さない。
『やっぱやってやんよ。』
さと「へっ、望むところだ。」
それから約20分、計30分間公園中を走り回ったさとちゃんと私であった。
うん。
もうこりごりだよ。
ん?
結局はどっちが勝ったって?
そりゃあ、
『私の勝ちに決まってるでしょ。』
さと「いや、だから俺だって。」
上の会話同様さっきから俺だ、私だ討論会が行われている。
ただ、二人とも30分も走った為、息切れ激しいし、くたくたになっている。
さと「ねぇ、今日お前ん家泊まっていい?」
『今日、じゃなくて今日"も"でしょ。』
さと「やったー。ありがと、泊めてくれて。」
いや、一言も許してないけどね????
まあ、別に楽しいからいいけどさ。
さとちゃんと私は二人とも親が仕事で忙しく、ほぼほぼ一人暮らし状態なのである。
前にも言ったけど、だから小さい頃からよく遊んでたんだ。
だから、お互いの家に泊まる事なんてしょっちゅうある。
ってなことを前に陽奈と萌子に話してたら「いや、それはもう夫婦やろ。」って言われた。
いや、知るかよ?!?!?!?!
………つか、夫婦じゃないし付き合ってもないし。
うん。
よく疑われるんだ。
付き合ってんだろ、とか。
どこまでいったの?、とか。
いや、知るかよ?!?!?!?!?!
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夢主ちゃん。
こんな感じがええのぉ。ってだけです。
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作者名:あいますく | 作成日時:2022年10月18日 23時