#お泊まり ページ10
『さ、流石に邪魔だろうし。前にも泊まらせてもらったし……』
「邪魔やないから。それにこの時間に女の子を一人で帰らせる男が何処にいるんや。」
無駄にかっこいいのやめてもろて??
まあでも、夜間に帰るのは乗り気じゃなかったし、避ければいける…よな。
『……分かった、いいよ。ただし!すぐ寝てね!』
さっきからあくびばっかしてるし、絶対寝不足だろーなぁ。
「…ん。……その代わりに一緒に寝よ?」
『?!?!………いや、まだ気が早い!あと、すぐ寝てって』
それはやばい!!
酔った勢いでフラグ越えんのはやばい!
「?何言ってるん?…ただ、近くに居てほしいんやけど。不安になるし、」
あーーーよーゆーことね。
『紛らわしい言い方すんな。』
ぜってぇ確信犯。
「何を期待してたん?らいむちゃん?」
すっげぇニヤニヤして見てくる。
寝不足じゃなかったらグーパン決めてたわ。
『…っ、じゃ、じゃあ…ベッドの隣いるから。』
「ちゃう。」
グイッ
『ぅえっ、』
ジェルくんに引っ張られ、一瞬にしてベッドにinした。
何言ってんだろ私(((
『なななな、襲わないでって言ったやん』
「ん?それは言ってないで。」
あ、言ってなかった。
じゃなくて!
『何にしろダメやって!』
「だいじょーぶ。キスで終わるから」
『ジェルくんはキスだけじゃ止められないやろ』
知ってんだかんな。
「………バレたか。」
いや、バレたか。じゃないんよ。
『ってか、キスもだめだからね!』
キスも慣れてないんやから絶対だめ!
ジェ「なんでさとちゃんとは許して俺のは許さへんの?」
……………ん???
さとみくん??
何で知ってんの???????
『さとみくんがバラしたんか……くそ、あいつめぇ』
「………今は俺だけを意識して?」
するといきなり、
『……んぅ……はぁ……んぇ、』
キスされた。
すぐに口を離してくれたが、すっごいお酒の味がするぅ。
『な、んで……!……ちょ、…ぅ………はぁ』
またキスをしてきた。
それも中々離さず、深い。
さっきから思ってたけどさとみくんのキスと似てる気がして流石大人組って感じ。
ん?なんでこんなに考えられるかって??
そりゃあ、慣れてますからね。
なんかこの言い方ビッチみたいだな。
別にビッチじゃないよ!?
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あいますく | 作成日時:2022年10月10日 10時