検索窓
今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:2,661 hit

#物騒 ページ9

はぁ、とため息をついていると、



ジェ「……!……今は俺だけに集中して?」



ジェルくんが私の両頬を押さえてグッと目を合わせようとする。


ふと、ジェルくんを見ると、じっとこちらを真剣な目で見つめるもんだから恥ずかしくなって目を逸らしてしまう。




ジェ「……らいちゃん、照れてるん?…かあぃやん」




『うっ、うっさいなぁ!』




それからジェルくんはなかなか寝ずにとにかく私に対して「かわいい」、「かわいい」を連呼していた。




それを横目に私となーくんはジュースを飲んでいた。




___________



なな「じゃ、俺がさとちゃん送ってくから。」




えまってまって。



『ちょ、二人っきりは危ないからぁ。』



ここでジェルくんとってなったら何が起こるか。




なな「そー言われてもなぁ。さとちゃんも危なそうだし。……何より、ジェルくんを剥がせなさそうだし。」




そう。

さっきからずっとジェルが私の事をバックハグしている。





まあ、ガン無視してるけど。





なな「お願い。らいちゃん」




あーー、そんな顔で言われたら許すしかないやん。(らいむはなーくんにはとことん甘いです。)




『じゃあ、頑張ってみるよ。』



なな「ありがとう!らいちゃん、くれぐれも気をつけて、ね。」




いや、物騒な事いわないでよぉ。




_____



『ほら、ジェルくん!いえついたよぉ。』



「んぅ〜……」




うわっ、イケボやな…


じゃなくて、




『眠いの?無理しなくて良かったのに…』




無理して寝ないのは身体に悪いよ。


作者が言えた義理ではないけどね

(ズボシッ)




「だめだよ。だって折角意識してくれてるんやから」






ん?……あー、私がジェルくんを避けてたやつか。



たしかに、意識してたわ。

なんか悔しいなぁ。これこそジェルくんの思いのツボなんやろなぁ。




『いいから今は寝な。』



支えていた身体をゆっくりとベッドへ降ろす。


よし、早く退散ダァ!




「……もう行くん?」



私の服をぎゅっと掴む。




あーーやばい。可愛い。

私の服と一緒にハートも掴まれたわ。


私にしては上手くね????





『っ………もう夜遅いしね。』




別に遅くても大丈夫だけど、長居すると危ない気がする。



「……なぁ、今日うち泊まってかん?」






は????



ぜってぇやばそうなんやけど????

#お泊まり→←#おっきい赤ちゃん



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:stxxx , 続編 , 歌い手   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あいますく | 作成日時:2022年10月10日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。