検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:2,655 hit

#まだ、 ページ4

『あ、あのー。そ、その話をする前にさ。言いたい事があって……』



『じ、実は…………』




いいずれぇぇぇえ

で、でも、大丈夫だよね?いけるよね?




『検証…ど、ドッキリしてまし…た。はい、なんかすみません。』




なんで最後謝ったんやろか。





「え…WWWWWWWWWW」





いや、笑い事やないやろ。


告白したとこ撮られてたんだぞおい。





「……えってかさ。どーゆー検証ドッキリか全く分かんないんやけど」




『えーと。今回は、録音した音声だけで電話したら相手は気付くか…っていうよくあるやつです。』




「あーね。だから所々で噛み合ってなかったんや。」







そ、そんな……私にしては頑張ったと思ったんだけどなぁ


特に最初の「お疲れぇい」とか完璧やったやろ(((





「…で、そのドッキリをしようとしてたらいきなり告られたって事か。」





そーだよそーだよ。





『がちで焦ったんだからね。いい感じに返せる音声がなくて………』



「なんでそんな時にも動画優先したんだよがちでwww」






絶対言えないなぁ。



告られた時、嬉しかった事。





言ったら絶対に調子乗ると思うし。





「……まあ、この録画はお蔵入りにするっつーことで…」





勝手に頑張ってやった動画消されたわ。

泣く。




まあ、私も今回ドッキリ下手すぎたけど。






「さっきの返事は?」




『へ?』





「え、さっき俺告白したやん。その返事。」





あ、それね。






いや、あ、それね。じゃねーわ。






ジェルくんの事は友達として大好きだし、優しくてかっこいい!とは思ってた。




だけど、まだ、まだ、答えるには早いかもしれない。




気持ちの整理もついてへんし。







『い、今はまだ答えられない。』






「………理由は聞いてもええ?」




まだ、



今はまだ、






『多分、私が今ここでOKしたとしても後悔はしないと思ってる。』




「うん。」



『だけどさ。』





『まだ、リスナーさん達とか、他のメンバーのみんなとかにも気を遣うと思うし、』




「……うん。」






『正直言ってまだジェルくんをそう言う目でみてなかった。だから、今付き合ったら、迷惑かける。』






『だから、ごめん。』





「………そっか。」




「まあ、らいちゃんならそう言うと思ってたけどさ。」





「でも、まだ可能性ならあるって事だよね」




『え、』






「俺、諦めへんから」






なんか、忙しくなりそう。

#飲み会→←#いける……よね?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:stxxx , 続編 , 歌い手   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あいますく | 作成日時:2022年10月10日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。