#初出演 ページ23
なななななんとっっっっ!!!!
今日は、
初!テレビ出演しまぁあす!!!
その番組は、私の大好きなしゃべくりせべん。
ほんっとに好きで毎週録画して見てるくらい。
前にすとぷりが出てて、それに続いてって言う感じらしい。
あいつらに先越されたのは悔しい。
だけど、まあ、思いっきり楽しむしかないよね???
_______
『こっ、ここが楽屋というものか…!』
中に入ると質素な楽屋があった。
うん。
それっぽいっっ………!!!(純粋ちゃんです。)
『えっ、まって!?……好きなお菓子あるんやけど??』
やっば。
まえの打ち合わせで急に好きなお菓子聞かれたのはこーゆー事か。
でも、まさかここまでするとは………
『楽屋挨拶してぇ。…でもできねぇ。』
しゃべくりを知ってる人はわかると思うけど、番組の内容としては、まず最初にメンバー達は誰がゲストに来ているか分からない状態でが対面するのが恒例だ。
だから、楽屋挨拶は絶対ダメだと言われている。
ま、しょーがないか。
『あーっとは、収録時間まで1時間、か。』
これから着替えとか髪セットしたりしてもらうから丁度いいかな。
よし、行こ行こ。
________
『お、おぉぉ……..』
全て完璧に仕上げてもらった。
うん。すんごい。
『別人みたい…』
私の普段のセットと全く違う。やばい。
「元がとてもお綺麗だったのでとってもお似合いですよ。」
いやいや、スタイリストのお姉さんの方が美人すぎるて。
普段はライブとかしなければ顔出しとかもしないし、こんながちがちしてないけど、いざこーゆー感じで着飾るとなんか申し訳なくなるな、うん。
私なんかがすみませんっ!ってなるよね。(?)
何言ってんだろ。今の言葉忘れて。
「らいむさーーん!ご準備お願いしまーす。」
あ、時間や。
ふぅ。
やばい。緊張しすぎて気持ち悪くなってきた。
ゲストが登場するカーテンの裏、私はそこにスタンバイする。
どーしよ。
いざというとさ。
やっぱ実感湧かないよね。
まさか、ネットの域を越えるとは思わなかったもん。
『こ、こーゆー時はたしか手に人って書いて食べるんだよね。』
とにかく片っ端から試してみる。
全然緊張ほぐれねぇ。
周りにいたスタッフさん達が合図をだす。
やばい。
そろそろだ。
息が詰まりそうな中、私は勇気を決した。
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あいますく | 作成日時:2022年10月10日 10時