９４話―思ってたんとちゃう。 ページ10
桃井Shift
桃井「可愛いわんちゃんですね。…………って、え？」
「「「え？」」」
『……？』
誠凛の先生に許可を貰ってバスケ部を覗きに来た。秀徳に勝っちゃったらしいし。それに、テツ君に会いたくてしょうがない。
…………って思って登場したつもりなんだけど。
桃井「A君？」
最初に目に飛び込んで来たのは、テツ君でも火神君でもなく、ずぶ濡れになっているA君だった。
え、どういう状況なの？あのA君が頭から水を被ってる？しかもかなりの量だし。
相田「えーと……？どちら様？」
桃井「！？あっ、えっと……なんて言えば良いのかな？
・・・テツ君の彼女です。」
「「「・・・・・・・・・はぁ？！」」」
黒子「違います。僕はA君と婚約してるので。」
桃井「それは赤司君が暴れると思う。」
相田「突っ込む所違うでしょ！というか、え？ウチの学生じゃないわよね？」
桃井「はい。」
そして、とりあえず部員全員の名前と特技を読み上げた。ふふっ、皆凄い驚いてる。
桃井「そして、ギリギリＢの監督、リコさん。」
相田「！？この小娘っ……！！」
桃井「……決勝リーグまで待てなくて来ちゃいました。」
はい、来ちゃいましたけど。それより本当何があったのここ。
桃井「で、凄く気になることがあるんですけど……。」
『！？っはぁ………。』
チラッとA君に視線を向けると、分かりやすく溜め息をついた。
桃井「A君が頭から水を被ってるなんて珍しいね。」
『アタシだって被りたくて被ったんじゃないわよ。』
ムクーっと頬を膨らましてしゃがみ込んでいるA君。え、可愛い。なんだろう、この普段とのギャップに女子はおろか、男子までもがやられていくんだろうな、っていうのを今思い知らされた。
桃井「なんとなーく理解。」
『どうも。』
桃井「それともう１つ。あそこに浮いている子はどちら様？」
黒子「マネージャーです。」
清水「どーも。清水です。A君の彼氏兼マネージャーしてます。」
桃井「あくまでA君の彼氏が優先なんだ…。」
マネージャー、か。自分と同じポジション？だと思うとつい気になってしまう。でも、知らなかったな。いつからいたんだろう。まさか誠凛にもマネージャーがいたなんて。なんか明らかにバスケ初心者って雰囲気が出てる。
桃井「でも………私の方が上、ですね。」
清水「は？」
相田「・・・・。(まさかの宣戦布告ｷﾀｰｰｰ｡)」
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しゅる(プロフ) - し、白崎くんが事故！？！？運転手出てこいよ！！ぶん殴ってやr((うぇぇん😭😭清白の絡み見れないよぉ😭😭早く良くなってねぇ🥲︎ (4月21日 23時) (
レス) id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 三井葵さん» そうなんですよ！黒バスもアプリ出てますよね (2月23日 22時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
三井葵(プロフ) - くろってあったのでてっきり黒バス関連だと思ってしまいましたΣ(´∀｀；)でも黒バスも今アプリゲームありますよね? (2月23日 20時) (レス) id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 三井葵さん» 黒バスとは関係無いですね。あと、基本無料です。 (2月23日 18時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
三井葵(プロフ) - そのアプリって無料ですか?もしかして黒バスと関係ありますか? (2月23日 16時) (レス) id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日菜 | 作成日時：2024年1月7日 15時
