８８話―初対面なのに。 ページ4
黄瀬Shift
黒子「あの、A君。」
『？あら、どうしたの。もしかして涼太の隣座りたかった？どきましょうか。』
黒子「いえ、結構です。」
黄瀬「ちょっと！？」
そうじゃなくて、と言いたげな顔でこっちへ近付いてきた黒子っち。というか、結構ですって酷くない？
黄瀬「…………ん？」
ふと後ろに視線を向けると、黒子っちの影からヒョコッと顔を出している子と目が合った。……あれ、誰だっけ。
黒子「清水君がA君を取られたと不貞腐れてます。」
『なにそれ可愛い。』
黒子「ついでに僕も不貞腐れてます。」
『あらそうなの。』
黒子「対応の差酷すぎませんか。泣きますよ。」
黄瀬「清水……？」
そう言えば、試合の時にも監督の隣に座っていたような…？とりあえず首を傾げる。
清水「A君と一緒に座りたい…。」
『！？やだ本当可愛い。なにこの天使。え、好き。』
清水「駄目、かな…。」
『よし、どこに座る？』
黄瀬「ちょっと！？Aっち！？俺が先だったじゃないっスか！」
『・・・・・・・・・・・・・・・まぁ確かに。』
黄瀬「なにその間！！」
黒子「でも珍しいですね。A君が黄瀬君の意見を聞くなんて。いつもなら意地でも聞かないのに。」
火神「なんか丸くなったな。」
『どこから湧いてきたんだよ。つか、どっちの意味で丸なったって言ってんだ。体型とか言い出したらぶっ叩くわよ。』
火神「湧いてきて悪かったなｯ！ついでにいちいち暴力で解決しようとすんな！」
黄瀬「ていうか話の主旨がズレてる！！」
『「うるせぇ！！」』
黄瀬「なんでっ？！」
何でこういう時だけAっちと火神っちって息ぴったりなんスか。練習試合の時も俺この２人に文句言われてた気がする。
黄瀬「ともかく、Aっちは俺と座るんで！」
火神「何で俺に向かって言うんだよ！」
清水「……僕もA君と座りたかった……。」
黒子「痛っ。」
効果音が付きそうなくらいの力で黒子っちに頭突きをした、清水……君？目頭が赤くなって段々潤んできてるけど、多分嘘泣き。だって、ジトッと俺を睨んでるもん。目力すご。なんならキレた赤司っちよりも怖いんじゃ？
黒子「清水君泣かないで下さい。泣きたいのは僕も同じなので。さっきの頭突きの衝撃で腕が抉れてしまいそうです。」
清水「……A君…………。」
黒子「あ、聞いてませんね。僕の話。」
清水「・・・・・・・・・・・・・・。」
黄瀬「え。」
なんか中指立てられた。
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しゅる(プロフ) - し、白崎くんが事故！？！？運転手出てこいよ！！ぶん殴ってやr((うぇぇん😭😭清白の絡み見れないよぉ😭😭早く良くなってねぇ🥲︎ (4月21日 23時) (
レス) id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 三井葵さん» そうなんですよ！黒バスもアプリ出てますよね (2月23日 22時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
三井葵(プロフ) - くろってあったのでてっきり黒バス関連だと思ってしまいましたΣ(´∀｀；)でも黒バスも今アプリゲームありますよね? (2月23日 20時) (レス) id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 三井葵さん» 黒バスとは関係無いですね。あと、基本無料です。 (2月23日 18時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
三井葵(プロフ) - そのアプリって無料ですか?もしかして黒バスと関係ありますか? (2月23日 16時) (レス) id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日菜 | 作成日時：2024年1月7日 15時
