１０４話―過去だし。 ページ21
AShift
「「「・・・・・・。」」」
『……ってなによ。情けない顔しちゃって。』
一通り話し合えると、どよんとした暗い空気が流れた。なによ、皆が落ち込むような話じゃないってのに。
『はぁ…………。
言っとくけど、同情とか要らないからね。なんか同情されると恥ずかしいし、ダサいし。』
小金井「でも……なんか……。」
日向「聞いた俺等が物凄く失礼過ぎる……。」
『今更？もう少し早く自覚してほしかったんだけど、アタシ的には。』
同情される事ほど嫌なものって無いわよね。誰がどう思おうがそっちの勝手だけど、同情は違うでしょ。
『それに、今悲しんだって意味無いし。』
相田「びっくりするくらいあっさりしてるのね、A君って。」
『あっさりしてるっていうか、アタシの場合その場でグズグズしてなにも進めないってのが嫌なだけ。』
引きずってないのかって言われると嘘になるけど、これでも大分吹っ切ってる方よ、前に比べたら。
『というか、アタシ達の過去知ったからって何か変わるわけでも無いし、まずは勝つことに集中しましょ。それが終わってからしんみりするなり何なりしなさい。』
日向「ま、それもそうだな。とにかく今は目の前の試合に集中しねーとだ。」
―その頃―
黒子Shift
火神「調子乗んな、ボケッ！キセキの世代ってそんなんばっかか！」
黒子「A君は違いますよ。」
火神「分かってるっつーの！主旨ズレんだろーが！」
火神君にふと中学の頃の青峰君の事を聞かれ、大まかに説明した。誰よりもバスケが大好きで、バスケ馬鹿だった青峰君や、練習をしなくなった青峰君の事も覚えている限りを。
火神「へそでコーヒー湧くぜ。」
黒子「お茶です。」
コーヒーとお茶を間違える所も火神君らしいな、と思いながら声に耳を傾ける。
火神「サクッと勝って、目覚ましてやらぁ！」
黒子「！！はい。」
―部活後―
AShift
保健室から戻ってきてからなんか大我の顔付きが変わったんだけど。まぁ良いや。
『久しく会ってないな…大輝に。』
家に帰る途中、ふと空を見上げ呟く。……なんかしんみりしてるけど全然そんな気分じゃないんだわ。
『大輝がどう成長してようとアタシには関係無い。このチームで勝つだけなんだから。』
意気込むアタシにらしくないな、と思いながら再び歩き出すと同時に、
「危ない！」
ｷｷｰｰｰｯ。
『！？』
――けたたましいブレーキ音が鳴り響いた。
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しゅる(プロフ) - し、白崎くんが事故！？！？運転手出てこいよ！！ぶん殴ってやr((うぇぇん😭😭清白の絡み見れないよぉ😭😭早く良くなってねぇ🥲︎ (4月21日 23時) (
レス) id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 三井葵さん» そうなんですよ！黒バスもアプリ出てますよね (2月23日 22時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
三井葵(プロフ) - くろってあったのでてっきり黒バス関連だと思ってしまいましたΣ(´∀｀；)でも黒バスも今アプリゲームありますよね? (2月23日 20時) (レス) id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 三井葵さん» 黒バスとは関係無いですね。あと、基本無料です。 (2月23日 18時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
三井葵(プロフ) - そのアプリって無料ですか?もしかして黒バスと関係ありますか? (2月23日 16時) (レス) id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日菜 | 作成日時：2024年1月7日 15時
