１０１話―決勝リーグ。 ページ17
AShift
――体育館――
『……ん？』
放課後、先生に呼ばれて部活に遅れた。急いで体育館へ向かうと少し前を大我が歩いているのが見えた。相変わらずタッパあるな……とか思いながら小走り。え？声かけないのかって？かける訳ねーだろ((
『ちょっと、大我。』
火神「あ？んだよ……ってなんだお前か。」
『アンタ、バスケした？』
火神「！？……急になんだよ。」
声なんてかけるつもり無かったけど、大我の足を見てつい声をかけてしまった。
『はぁ……あのね、今自分の足にどれだけの負担がかかってるのか、理解してる？』
秀徳戦での負担がまだかかっている大我。いつも通りに歩いてるつもりだろうけど、どことなくぎこちない。ちゃんと安静にしておけば治ってるはずなのに。
『もうすぐ決勝リーグだったのに、なにしてくれてんの。アンタがいなきゃ困るってのに。』
火神「痛っ！！」
『多分リコちゃんにも怒られるわよ。アタシは知らないからね。』
――体育館――
『ごめんなさい、ちょっと遅れちゃった。』
相田「あら、珍しい。」
『ついでに大我も連れてきたわよ。そこら辺ほっつき歩いてたから。』
相田「なにやってんのよ火神君。」
火神「なんかすんません。」
相田「あ、そうそう。丁度良かった。決勝リーグ出場校、出たわよ。」
“決勝リーグ出場校”
リコちゃんの発言に皆の動きが止まった。
相田「ほら、これ。」
ほい、と皆にリーグ表を見せるリコちゃん。
Ａブロック 誠凛
Ｂブロック 桐皇
Ｃブロック 鳴成
Ｄブロック 泉真館
『ふーん……。』
Aブロックである誠凛とＢブロックである桐皇。となると、１発目は桐皇か。
小金井「今年はもしかしていけちゃうんでない？」
ふと、慎二君が呟いた。
『・・・・・。』
伊月「？どうした白崎。」
『……１発目から危ないかもね。』
決勝リーグ初戦が桐皇と知って、少しホッとしているようだけど、それはきっと、大輝達が泉真館にいると思っているから。でも、２人は桐皇。いけちゃうかも、なんて微温い考えじゃ、大輝達を止めるのは幾ら成長したアタシ達でも難しい。
小金井「桐皇、って……今まで殆ど無名だった所でしょ？」
『えぇ。』
相田「青峰君達がどういう意図で桐皇に行ったのかは知らないけど。それより。」
すん、とリコちゃんの鋭い視線が大我を捉えた。
相田「足、悪化してない？」
火神「げっ……！！」
大我がリコちゃんに背負投げされるまであと数秒――。
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しゅる(プロフ) - し、白崎くんが事故！？！？運転手出てこいよ！！ぶん殴ってやr((うぇぇん😭😭清白の絡み見れないよぉ😭😭早く良くなってねぇ🥲︎ (4月21日 23時) (
レス) id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 三井葵さん» そうなんですよ！黒バスもアプリ出てますよね (2月23日 22時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
三井葵(プロフ) - くろってあったのでてっきり黒バス関連だと思ってしまいましたΣ(´∀｀；)でも黒バスも今アプリゲームありますよね? (2月23日 20時) (レス) id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 三井葵さん» 黒バスとは関係無いですね。あと、基本無料です。 (2月23日 18時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
三井葵(プロフ) - そのアプリって無料ですか?もしかして黒バスと関係ありますか? (2月23日 16時) (レス) id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日菜 | 作成日時：2024年1月7日 15時
