🐙―深海の商人。 ページ7
AShift
ｴｰｽ「でも、対策ノートを渡した相手がこんなに居るなんて話は聞いてねーよ！」
ﾃﾞｭｰｽ「エースの言う通りだ。これじゃ、いくら対策ノートをもらったって上位５０位に入れるわけないじゃないか！」
ｸﾞﾘﾑ「皆が９０点以上じゃ、８５点取っても赤点のときと順位が変わんねぇんだゾ！」
『ﾌﾞﾌｯ！！』
ﾘｭｶ「？！ちょっ、Aっ…！？」
やばい。イソギンチャク達が馬鹿みたいな文句を言いまくっているのに思わず笑ってしまった。もう、尾行しているのはバレたな…。
ｱｽﾞｰﾙ「誰です？そのにいるのは。」
『っと……。申し訳ありません、アズール。』
ﾘｭｶ「もうっ……。俺は巻き込まれただけなんですけどっ…？！」
ｱｽﾞｰﾙ「？！Aさん？！」
コソコソ隠れているのも面倒なので、その場に立ち上がる。僕がいたのに驚いたのか、目を丸くしていた。
ｴｰｽ「A先輩っ！！」
ｸﾞﾘﾑ「ふなっ！もしかして、助けに来てくれたのか？！」
ｱｽﾞｰﾙ「なんですって？」
エース君達が一斉に僕の方へ視線を向けた。きっと僕が助けに来たと思っているのだろう。
しかし、僕は興味本位でついてきただけであり、助けるつもりは微塵もない。それに、話を聞いていれば、随分怠けた人ばかりだ。
『ふふっ。誤解されているようですが、僕は一切貴方達を助けるつもりは御座いません。』
「「「「えぇっ？！」」」」
『僕は興味本位でついてきただけですし。それに、話を聞いていれば、全て貴方達に非があると思いますから。』ﾆｺｯ｡
「そんな…！？」
「A先輩〜っ！」
『興味本位とはいえ、話を遮ってしまったのは申し訳ない。』
ｱｽﾞｰﾙ「いえ、Aさんなら構いませんよ。」
本当、アズールは僕に甘いな。大丈夫か？少し心配になってくる。
『さて、このまま見物していてもきりが無いですし、僕たちは戻るとしますか。行きましょ、リュカ。お邪魔しました。』
なんとなく、このままいたら僕まで面倒事に巻き込まれそうだから、急いで退散。あとはユウ君達がなんとかしてくれるでしょう。僕は関わらないようにします。
ｴｰｽ「A先輩ｯ……。」
終始、助けを求める視線を送っていたエース君。申し訳ないが、無視だ無視。いちいち関わってらんねぇよ。
リュカ君セリフ集。※事情により、本編書く時間無くて……。すんません。→←🐙―深海の商人。
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ヒナ(プロフ) - 緋色さん» コメントありがとうございます✨是非！ (2023年4月4日 15時) (
レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
緋色(プロフ) - すみません…！よかったらフレンドなりませんか…！！！ (2023年4月4日 7時) (レス) @page22 id: a5d1216a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日菜 | 作成日時：2023年2月8日 22時
