🐙―深海の商人。 ページ31
――珊瑚の海――
AShift
ｸﾞﾘﾑ「がばばば！！いきなり水の中なんだゾ！溺れ死ぬ！」
ﾃﾞｭｰｽ「あれっ？苦しくない。」
ｼﾞｬｯｸ「マジで水の中で息ができるんだな。」
ｴｰｽ「うわ、一面の珊瑚礁、すっげー眺め！ケイト先輩が見たら、“マジカメ映え〜”とか言って撮影しまくりそ〜。」
ｻﾂｷ「うわ、すっげー！」
ﾕｳﾅ「凄く綺麗だねぇ。」
初めて見た珊瑚の海の眺めに感動している１年生達。
僕も久々に来たけど、いつ見ても美しいですね。……出来れば一人で来たかったですが。
『さて…。ゆっくり景色を楽しんでいてはここに来た意味がありませんよ。目的の場所へ行きましょう。』
――アトランティカ記念博物館――
ﾃﾞｭｰｽ「おっ……何か見えてきた。」
ｴｰｽ「あれ、アトランティカ記念博物館じゃね？」
ｸﾞﾘﾑ「ふなっ！足が魚みてぇな奴等がいっぱいいるんだゾ。」
しばらく歩いていると、アトランティカ記念博物館が見えてきた。確か、入口近くに写真があるはず。警備が緩いことを願いましょう…。
ﾌﾛｲﾄﾞ「あ〜〜〜〜♡きたきた、A達。」
ｼﾞｪｲﾄﾞ「ごきげんよう、皆さん。いかがです？海底の世界は。」
ｸﾞﾘﾑ「この声は……そっくり兄弟！」
ﾌﾛｲﾄﾞ「正解で〜す。」
アトランティカ記念博物館へ入ろうと足を進めていると、案の定ウツボツインズが来た。まぁ、そんな簡単に条件をクリアさせてくれる訳もないか…。
ｼﾞｬｯｸ「あ、あんた等、なんだその姿は！？」
ﾌﾛｲﾄﾞ「何って、“いつもの姿”だけど？だって俺たち人魚だもん。」
ｼﾞｪｲﾄﾞ「地上にいるときは魔法薬で姿を変えているんです。この尾ビレでは陸を歩けませんからね。」
ﾌﾛｲﾄﾞ「てか、Aもちゃんと来てくれたんだぁ。てっきり来ないと思ってた。」ｷﾞｭｰｯ。
『うぶっ…。フロイド、流石に人魚の姿で抱きついてくるのはよしてください。潰れます。』
ジャック君達の会話から急に僕に的を変え、ぎゅうっと抱きついて来たフロイド。
いつもなら腕２本でくっついてくるだけだから耐えれるけど、今回は流石に駄目だよね。
あんな長い尾ビレで巻き付いてきたらもう潰されるしかなくないですか皆さん。
ﾌﾛｲﾄﾞ「んふ♡Aも人魚になればいいのに。あ、アズールに頼んどこっか？」
『遠慮しますね。というか、本当に離れて下さい。』
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ヒナ(プロフ) - 緋色さん» コメントありがとうございます✨是非！ (2023年4月4日 15時) (
レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
緋色(プロフ) - すみません…！よかったらフレンドなりませんか…！！！ (2023年4月4日 7時) (レス) @page22 id: a5d1216a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日菜 | 作成日時：2023年2月8日 22時
