キセキの６人目はオネェ系。【第２Ｑ】

８６話―じゃんけん。 ページ50

AShift


相田「さぁ、帰りましょうか！」

荷物をまとめ、ニコニコしながら立ち上がったリコちゃん。

『ちょっと、大我。生きてる？』

黒子「多分駄目です。生きてません。」

『おー……だろうなとは思ってたけど。』

日向「まぁ動けなくてもしょうがねぇけど。兎に角外行くから頑張れ火神。」

『自力で歩かされるのおつ。』

清水「鬼畜じゃん。」

なんか頑張って立ち上がろうとしてるっぽいけど、フラフラで倒れる寸前。本当大丈夫かコイツ。

『産まれたての子鹿じゃねーか。』

火神「うるせぇ……誰が子鹿だ…ｯ！」

『お前だよ。』

小金井「なんかAのキャラ変わった？」

伊月「完全に白崎もオフだな、もう。」




黒子「はぁ…………もう埒が明かないんで、じゃんけんしませんか。火神君を誰が背負っていくかの。」

清水「デスゲームじゃん。なんか潰される未来が見える。」

黒子「エンペラーアイ発動ですね。」

伊月「鬼を呼び込むな。」

降旗「盛り上がってる所悪いんですけど……多分、黒子と清水は物理的にも無理なんじゃ？」

黒子「はい。なので僕達以外でどうぞ。」

日向「どうぞ、じゃねーよ。何言い出しっぺが逃げてんだコラ。」

『お前どんだけお荷物なんだよ。』

火神「んだとコラ！Aテメェｯ！！」

『そんだけ元気あんなら歩け。なにが、んだとコラ、じゃ。コッチが言いてぇよ。』

相田「落ち着けA君。で、とりあえず皆じゃんけんして。」

日向「じゃんけんはするのかよ。」

小金井「身長的にもAが適任なんじゃ？」

『あ゙？』←過去イチ荒ぶってます。

小金井「ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ。ｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ。」

流石にこんな疲れ果てた大我を背負って歩いてたらコッチが終わるわ、色んな意味で。というか足が痛いのはコッチも同じなんだが。

清水「A君なら僕が背負います。」

日向「おうおうおう、なに軽そうな方選んでんだよ。しかもクソ真面目な顔しやがって。」

黒子「身長似てるからどの道僕達は潰れますよ清水君。」

『おいコラ。遠回しに重いとでも言いてぇのかお前は。』

火神「いや、お前その見た目でそのキャラはキモいわ。マジで。」

『血祭りにしてやろうか。』











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