82話―視野。 ページ41
相田Shift
―第3Q終了―
相田「皆お疲れ!前半に比べてペースは良いわ。」
A君が試合に出てからびっくりするくらい順調に点が入った。このまま第4Qも進んでくれると良いんだけど。
相田「少しは頭冷やせた?火神君。」
火神「…多分。」
相田「A君は大丈夫?いきなり試合出しちゃったけど、怪我とかしてない?」
『えぇ。アタシは全然平気よ。というか、むしろ動き足りないって感じ。』
相田「よし、それなら大丈夫そうね。」
残り1Q。
皆の体力が切れないか心配。ずっと動き回ってる日向君達は尚更。それに火神君の足も限界に近い。
黒子「そろそろA君にパス回したいんですが。」
『そうね。忘れてたわ。』
黒子「火神君の足が多分終わるんで、後半にガンガン回します。」
火神「何で俺が引っ込む前提なんだよ!」
相田「そうね、火神君はもうすぐ燃料切れになるだろうから。」
『もう1、2回しか跳べないでしょ。』
火神「………………あぁ。」
『何よその間。まぁ、とりあえずアンタは真ちゃんを止める事だけ考えときなさい。どうせ最後はアタシに美味しいとこ持っていかれるんだから。』
そうこう言っていると、第4Qの始まる合図が鳴った。
―第4Q―
火神Shift
監督やAが言ってた通り、俺の足は限界に近い。もう1回ぐらいしか跳べないだろう。
火神「・・・・。」
『…!?何?そんなジーッと見つめないでよ気持ち悪い。』
ジトッと睨んでそそくさとポジションに付いたA。
火神「ふぅ…。」
兎に角今は緑間を止める。そんでもって点を決める。それしか無い。
日向「火神ッ!」
火神「!!」
パスが回ってきた。今、緑間が俺をしっかりマークしている。
“もう1回しか跳べない”
火神「分かってるよ!でも、ここで決めなきゃ・・・・
――いつ決めんだよ!!」
緑間「!?」
黄瀬Shift
黄瀬「やりやがった…アイツ、とうとう緑間っちをぶっ飛ばしやがった。」
緑間っちのディフェンスを無理矢理突っ切り、シュートを決めた火神っち。あれ、あんな盛大なジャンプしてるけどまだ余力あったのか?
黒子Shift
火神「あんま言いたかねえけど、後は頼む!」
監督が言った通り、もう飛べそうに無い火神君。負担がかかり過ぎなのでは。
黒子「任せて下さい。僕とA君でぶっ倒します。」
『はぁ…………アタシがいるんだから大丈夫よ。任せて。』
ごめんなさい、更新遅くなりました💦
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ヒナ(プロフ) - しゅるさん» コメントへの返信が速すぎて作者驚いてます……そして何度もレスすんません!毎度あざっす! (1月7日 15時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
しゅる(プロフ) - ヒナさん» あっ…最高主ここに現る…!!!! (1月7日 15時) (レス) id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - しゅるさん» 毎度コメント有り難うございます🍀これからも荒ぶって行きます(( (1月7日 15時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
しゅる(プロフ) - 荒ぶり白崎くん最高美味しい(( (1月7日 13時) (レス) @page50 id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 三井葵さん» コメント有り難うございます🍀テツ君のキャラが定着してないので作者も怖ってなってます!是非これからも読んで頂けると幸いです✨ (12月1日 17時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日菜 | 作成日時:2023年11月5日 12時