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81話―三日月。 ページ40

相田Shift


相田「ようやくお出ましね。三日月ショット。」

清水「三日月…?」

相田「えぇ。A君の新しいシュートよ。」

「「「!!」」」

相田「A君の新技、三日月(クレッセント)ショットはね、名前の通り、綺麗な弧を描いて落下する。
でもね、ただ弧を描くだけじゃないの。」

小金井「え?」

緑間君が驚いたのも無理はない。
だって、あのシュートには誰も届かない……いえ、触れられないんだから。










清水「もしかして、最近ずっと練習してたやつですか?」

相田「えぇ。

さっき、緑間君がディフェンスに回ったでしょ。多分3Pを打たせないように距離を詰めて来てた。一般的なシュートなら、ある程度の距離が無いと上手く打てない。

けど、A君のシュートは距離(ソレ)が必要無いの。

ほんの一瞬だけでもリングを視界に入れることが出来れば、どの位置で、どの角度であろうと――決める。」



初めてシュートを見た時は本当に驚いた。
ディフェンスが止めに来る前に、A君は既にシュートを打っていたから。












相田「でもね、それは3Pを打ち込んでいたA君だから出来る事よ。

どんな体勢だろうと、彼には関係無い。1番良いプレーが出来る加減を、A君は熟知してる。だから時間が要らないの。

そうなると、シュートに入る時間が早すぎて、周りはついて行けない。運良くディフェンスが間に合ったとしても、止めようと手を伸ばす頃には、既にA君がシュートを打ち終えている。

ついでにA君のシュートは軌道が綺麗過ぎる。だから見惚れてディフェンスの踏み切りも遅れるって訳。






……有り得ないって思うでしょ。






でも、有り得ちゃうのよね、彼――A君は。」






周りに解説してる間にも、A君は点を決めていった。全然外す気配が無いわ、本当に。キセキの世代だから桁が違うってのはわかってたんだけど……。




相田「これ程までとは思わなかったな、白崎A。」



















🍀作者から🍀

突然すみません💦

約2ヶ月間程、色々あって忙しくなってしまうので、更新ペースが遅くなってしまうかもしれません…。

休日にドッと更新するかもですので気長にお待ち下さい…🍀

82話―視野。→←80話―腕。



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ヒナ(プロフ) - しゅるさん» コメントへの返信が速すぎて作者驚いてます……そして何度もレスすんません!毎度あざっす! (1月7日 15時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
しゅる(プロフ) - ヒナさん» あっ…最高主ここに現る…!!!! (1月7日 15時) (レス) id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - しゅるさん» 毎度コメント有り難うございます🍀これからも荒ぶって行きます(( (1月7日 15時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
しゅる(プロフ) - 荒ぶり白崎くん最高美味しい(( (1月7日 13時) (レス) @page50 id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 三井葵さん» コメント有り難うございます🍀テツ君のキャラが定着してないので作者も怖ってなってます!是非これからも読んで頂けると幸いです✨ (12月1日 17時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:日菜 | 作成日時:2023年11月5日 12時

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