７６話―ピンチ。 ページ35
黒子Shift
黒子「火神君。じゃあ、勝利ってなんですか？
相手より沢山の点を取っていても嬉しくなければ勝利じゃないでしょ。」
火神「っ！！」
日向「なんか、異論あるか？」
ハッとした顔を見せた火神君。良かった、いつも通りの目に戻っている。
火神「すまん、俺が悪かった。やっぱり、嬉しい方が良いに決まってる。」
黒子「謝るならまずA君にでしょ。暴言吐いた挙げ句、殴ったんですから。」
火神「！！」
『はぁ…………。アタシじゃなくて先輩達に、でしょ。馬鹿たれ。というか、なんならここに居る全員に謝れ。』
全くもう、と頬をさすりながら立ち上がったA君。色白な肌に、火神に殴られた真っ赤な跡がついていた。
相田「仲直りしたのは良いけど……ピンチに変わりはないのよね。」
黒子「１つ、今なら使えるかもしれません。僕にはパスを回すことしか出来ないけど、それでももう１段階上があります。」
『！！』
あっ、というような表情を僕に向けたA君。
黒子「中学の頃、A君にも何度も出していたパスです。今まで黙っていたのは、取れる人が限られていたからです。それに、どうせならA君と火神君一気に使いたいなと。」
『えー、何でアタシだけの時は嫌なのよ。』
黒子「それは、僕とA君の息ぴったりなプレーを火神君に見せつけて、A君は火神君よりずっと上なんだぞって伝えたかったので。丁度良い機会だと思いません？」
火神「だから、さっきのは悪かったって！」
『ふっ、そういう事。良いんじゃない？ってことで、そろそろアタシも試合、出てもいいわよね？』
相田「まぁ、良いとしましょう。良くわかんないけど。」
『やった！』
AShift
―第３Ｑ再開―
火神「A！」
アタシの名前を叫んで駆け寄ってきた大我。なに、まだアタシと殴り合う気？……流石にそれは無いでしょうけど。
火神「さっきは・・・本当にすまんかった。」
『！まぁ、しょうがないから許してあげる………なんて言う訳無いでしょ、このｯばかがみ！アタシの綺麗な顔になに傷付けてくれてんの！
いい度胸ねえ？えぇ？お礼はしっっっかり返してあげるわ。』
火神「！？すまん……。」
『……ﾌﾟｯ！あっはっは！なに泣きそうな顔してんのよ。大丈夫、殴られたくらいでアタシの美貌は無くならないわよ。』
まぁ、でも痛かったのは事実。いつか仕返ししてやるんだから。
『あっ、あとマークチェンジだから、大我。』
７７話―vs緑間。→←７５話―勝ち。※原作と一部ストーリー変えます、すんません。
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ヒナ(プロフ) - しゅるさん» コメントへの返信が速すぎて作者驚いてます……そして何度もレスすんません！毎度あざっす！ (1月7日 15時) (
レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
しゅる(プロフ) - ヒナさん» あっ…最高主ここに現る…！！！！ (1月7日 15時) (レス) id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - しゅるさん» 毎度コメント有り難うございます🍀これからも荒ぶって行きます(( (1月7日 15時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
しゅる(プロフ) - 荒ぶり白崎くん最高美味しい(( (1月7日 13時) (レス) @page50 id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 三井葵さん» コメント有り難うございます🍀テツ君のキャラが定着してないので作者も怖ってなってます!是非これからも読んで頂けると幸いです✨ (12月1日 17時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日菜 | 作成日時：2023年11月5日 12時
