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71話―同族嫌悪。 ページ30

黒子Shift


高尾「お前には負けたくねえんだわ。今までこんな感覚になった事ねーんだけどな。」

黒子「!そういう事言われたの初めてで…困ります。でもそれは僕もです。負けたくありません。」

いきなり同族嫌悪という言葉を浴びせられた。何かしたのか僕は。

でも、そう言っている僕も、彼と同じような感覚になっている。同族嫌悪なのかは分からない。けど、負けたくないという気持ちは同じだ。だから、パスを出す。

高尾「!?ったく……どんだけ礼儀知らずだー!…なんてな。」

黒子「なっ!?」

僕を見失ったと思ったのに、彼にはまるで効いていない。どうにか視線を移そうとしても動き出せない。それに加え、僕も含め今のメンバーにガタが出てきていた。

1日に2試合。しかも相手は王者秀徳。今、大きく離されてしまったら。






AShift


相田「日向君は大事なシュートは必ず決めるわ。」

『……でも、それもパスが通ればの話よね。』

テツヤのマークが高尾とかいう子に変わってから、全く身動きが取れなくなっている。それに加えてパスが通らない。だからテツヤのスティールを高尾にスティール返しされて、順平ちゃんにパスが通ってくれない。

緑間「もっと必死に守れ。」

「「「!?」」」

相田「なんてこと…!?どれだけシュート打てるのよ…!」

『成る程ね…。やっと違和感が分かったわ。』

降旗「えっ?」

『真ちゃんは、ハーフコート全てがシュート範囲よ。だから、そこからなら大我より先に戻ってこれる。』

大我がアリウープを決め、点差を縮めようとするけど――。

緑間「そんな手前では無いと言ったはずなのだよ。俺のシュートレンジは――コート全てだ。」

『!?嘘でしょ……。』

真ちゃんと目が合った。



―第1Q終了―

相田「・・・・・。」

黒子「……初めて、ハーフライン以上のシュートを見ました。」

日向「ジョーダンきついぜ、キセキの世代。」

あまりの大技に言葉も出なくなってる。確かに、コート全範囲からシュートが出来るなんて、初めて聞いたわよ。
それに、想像以上に皆の体力の消耗が激しい。こうなることは分かっていたけど、それでも早すぎやしない…?




―秀徳―ベンチ―

緑間Shift


緑間「監督、第2Q全部、俺にボール下さい。」

「「「は?」」」

高尾「何言ってんの真ちゃん。」

第1QはAを温存したままだった。それだけ自信があるのか、と思っていたが。







緑間「Aを、試合に出したい。」

72話―タイミング。→←70話―流れ。



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ヒナ(プロフ) - しゅるさん» コメントへの返信が速すぎて作者驚いてます……そして何度もレスすんません!毎度あざっす! (1月7日 15時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
しゅる(プロフ) - ヒナさん» あっ…最高主ここに現る…!!!! (1月7日 15時) (レス) id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - しゅるさん» 毎度コメント有り難うございます🍀これからも荒ぶって行きます(( (1月7日 15時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
しゅる(プロフ) - 荒ぶり白崎くん最高美味しい(( (1月7日 13時) (レス) @page50 id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 三井葵さん» コメント有り難うございます🍀テツ君のキャラが定着してないので作者も怖ってなってます!是非これからも読んで頂けると幸いです✨ (12月1日 17時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:日菜 | 作成日時:2023年11月5日 12時

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