54話―ふぁいてぃん。 ページ12
AShift
相田「伝え忘れてたけど、この試合にはA君は出さないから。」
「「「………………えぇーっ?!?!」」」
『・・・・・。』
リコちゃんの一言に驚いた皆。あら、てっきり皆に伝えていたと思ってたのだけど。
火神「Aを出さないってマジかよ、です。」
相田「えぇ。」
小金井「だから上着着たままだったの?!」
黒子「サボるのかと思ってました。」
日向「まぁ、確かに、決勝に備えてもらう方が良いな。」
相田「って事で、皆ファイト!」
小金井「いやいやいや!ファイト!、じゃ無いから!」
分かりやすく焦りだす慎二君。可愛((じゃなくて。
『アタシも、この試合楽しみにしてたんだけどね。リコちゃんがどうしてもって言うから。ファイトファイト。
それに、アタシが出なくても強いんだから、心配しなくても大丈夫でしょ。』
本当にやばい時は流石に出させてもらうつもりだけど、まぁ無いでしょうね。
「「「!!カッケェ……。」」」
小金井「何この貫禄…。」
伊月「悔しい位に様になってる…。」
『ちょっ、リコちゃん!?』
相田「あーもう。なんでこうもウチの男達は突発的な事に弱いのかしら。ほら、整列するからしっかりしなさい!」
何処から持ち出してきたのか、ハリセンを振り回し始めたリコちゃん。偶に物騒よね。…………アタシが言えたことじゃないか。
日向「おっし、とりあえず円陣組んどくか!」
相田「ったく。」
日向「……白崎なんか頼む。」
『!?なんでアタシなのよ。そこは順平ちゃんでしょ。』
小金井「まぁまぁ、偶にはAの意気込みも良いんじゃない?」
『あら、そう?今日1番なにもしないと思うんだけどアタシ。』
火神「何でも良いから言えっての!」
『あーもう!うるっさいわね!ばかがみ!』
火神「なんで俺にだけ当たり強いんだよ!」
『もう…。
まぁ、相手が強豪だろうがなんだろうが関係無い。勝ったほうが強いの。だから、精一杯自分の役割を果たせばなんとかなるわ。楽しんでいきましょう。』
「「「おう!」」」
アタシが言って良かったのかしら。まぁ良いわ。皆、ちゃんと切り替え出来てるし。
『あ、ちょっと大我。』
火神「あ?」
『相手のペースに飲まれないようにね。あと、挑発に乗らないこと。単純なんだから。』
火神「なっ…」
『万が一、アンタが退場したとしてもアタシがいるんだから、思う存分好きなようにプレーしてきなさい。』
火神「!!……任せとけ!」
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ヒナ(プロフ) - しゅるさん» コメントへの返信が速すぎて作者驚いてます……そして何度もレスすんません!毎度あざっす! (1月7日 15時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
しゅる(プロフ) - ヒナさん» あっ…最高主ここに現る…!!!! (1月7日 15時) (レス) id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - しゅるさん» 毎度コメント有り難うございます🍀これからも荒ぶって行きます(( (1月7日 15時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
しゅる(プロフ) - 荒ぶり白崎くん最高美味しい(( (1月7日 13時) (レス) @page50 id: 9269892d89 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(プロフ) - 三井葵さん» コメント有り難うございます🍀テツ君のキャラが定着してないので作者も怖ってなってます!是非これからも読んで頂けると幸いです✨ (12月1日 17時) (レス) id: 0c756bceb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日菜 | 作成日時:2023年11月5日 12時