26 ページ26
「スニョンさん！！！ユリ復活！！！」
今日ほど、この部屋に来にくい日はない
「お〜！ユリちゃん！俺も復活！！」
「スニョンさんも休んでたの？！」
帰ろうとしたのに、何も知らないユリに連れてこられてしまって、部屋のドアのところで固まる私
スニョンさんとユリは元気に話しはじめて
ジュンフィさんの視線を感じるけど、けど、
気まずすぎる、ああ、どうし
「Aさん」
「わ、は、え、はい！」
大きくないけど、よく通る声で私を呼んだあなたは
「こっち、こないの？」
そう言って自分の前の椅子をトントンと合図してみせる
「あ、い、いきます、」
そこに座ると、いつも座っている時よりジュンフィさんに近くなっている気がした
何か話さなきゃ、何か
「あ、あの」
ん？と首を傾げて私の言葉を待ってくれた
「…さっき廊下でみかけました、ジュンフィさん」
ばかか、私は。自分から火に飛び込んだ。
「あ〜、見えてた？」
面白そうに少し目を細めてあなたは
「なんだか、お取り込み中で見えてないかと思ってたよ」
涼しい顔で、なんとなく、いつもより冷たかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 237人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にとまる。 - 続き気になりますー！！ (2018年8月17日 12時) (
レス) id: 307b4f2a6a (このIDを非表示/違反報告)
クローゼット - この作品本当に大好きです！更新待ってます！ (2018年8月16日 8時) (レス) id: 1cbdd4521f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：詩音 | 作成日時：2018年7月26日 6時
