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その日の放課後
「はー！疲れた！！A、帰ろうぜ！」
キムミンギュはフーッと息を吐き出しながらカバンを背負う
「あ、ごめん、私まだやることあるから先帰って？」
キョトンと私を見るキムミンギュ
「あ〜でもなんかたしかにいっつもユリとどっか行ってるよな！わかった、俺帰るわ！」
「うん、今日は1日ありがとうね」
キムミンギュはニカッと八重歯で笑ってみせ、教室を出ようとしたところで、突然振り返った
「……俺こそ、今日はありがとな！」
軽く手を振るとなぜか寂しそうな目で教室から出て行った
さて。
ここからが問題だ
私は今、1人で相談室に行こうとしている
誰かに見られるのがワケもなくなんとなく嫌で、こっそりと校舎の奥の方にある相談室に足を運んだ
向かっていくうちにどんどん早くなる鼓動は、きっと理由を知らない
コンコン
控えめにドアをノックすると
「どうぞ」
と、あなたの声
なぜか震える手でドアノブを回すと
「あ、Aさんだ」
部屋にいたのはジュンフィさん1人で
「スニョンさん、体調悪いんだって。今日は僕1人」
「そ、そうなんですね」
心臓がバクバクうるさい
私は部屋に足を踏み入れると、ドアをそっと
閉めた
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にとまる。 - 続き気になりますー！！ (2018年8月17日 12時) (
レス) id: 307b4f2a6a (このIDを非表示/違反報告)
クローゼット - この作品本当に大好きです！更新待ってます！ (2018年8月16日 8時) (レス) id: 1cbdd4521f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩音 | 作成日時：2018年7月26日 6時
