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ユリと私はほぼ毎日、放課後を相談室で過ごしていた
そんなある日
『ごめん風邪ひいた！』
朝教室に入るタイミングでユリからそうメッセージが送られてきた
『おだいじにね！また明日！』
そう返信をしてケータイをしまう
ユリがいない今日は、少し寂しく始まった
「あれ、ユリは？」
いつ着いたのか、隣に座りながらキムミンギュがきいてきた
「おはようキムミンギュ、なんか風邪だって」
「そっか。ユリいないとA1人だろ、俺がいてやるよ」
こいつ、眉間に人差し指を当てて目を細めてかっこつけてやがる
でも、友達のいない私は素直にその気遣いをありがたく思った
「じゃ、今日1日よろしくお願いします」
そう言って軽く頭を下げると、キムミンギュはかなりびっくりしたみたいだった
「Aが！俺に！頭下げた！！ねえ！見た？？みんな見た？？？！！」
前言撤回。
やっぱり一緒にいるとうるさいし、今日は1人でいようかな
「今更、撤回はナシだからな！俺の気持ちを踏みにじるな！」
どうやら私、顔に出やすいみたいです。
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にとまる。 - 続き気になりますー！！ (2018年8月17日 12時) (
レス) id: 307b4f2a6a (このIDを非表示/違反報告)
クローゼット - この作品本当に大好きです！更新待ってます！ (2018年8月16日 8時) (レス) id: 1cbdd4521f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩音 | 作成日時：2018年7月26日 6時
