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あの後、家に着いて早速ネットで教えてもらった曲を聴いてみた
なんというか、すごく、優しい歌詞で
曲を聴いているだけでジュンフィさんの横顔とか、少し伏せた目とかが浮かんできて、自然と頰がゆるむ
私はその場で曲をダウンロードして、その夜はその曲を聴きながら寝た
_________
〜♪
次の日、smile flowerを聴きながら電車に乗る
学校の最寄りに着いて改札に向かっていると、突然右耳のイヤホンを誰かに取られた
びっくりして横を見るとその片耳のイヤホンを耳に当てている__
「キムミンギュじゃん、びっくりさせないでよね、」
少し顔が近いところにあって、ドキッとした
「俺、この曲知ってる。いいよな」
キムミンギュは私にイヤホンを返しながら言った
「でも、A、音楽聴く趣味なんかあった?」
なぜか、少し慌てた
「あ〜、その、友達?がおすすめしてくれて!」
ふーんと探るような目つきで私を眺めるキムミンギュ
「…その友達、この曲好きなんてなかなかいいセンスしてんじゃん?」
そうなのだ、彼はとっても、素敵な人なのだ
そう言いたい気持ちをぐっとこらえる
キムミンギュは私を少し見つめていたけど
「行こーぜ!遅刻!」
そう言って早足で私を抜かしていった
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にとまる。 - 続き気になりますー!! (2018年8月17日 12時) (レス) id: 307b4f2a6a (このIDを非表示/違反報告)
クローゼット - この作品本当に大好きです!更新待ってます! (2018年8月16日 8時) (レス) id: 1cbdd4521f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:詩音 | 作成日時:2018年7月26日 6時