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14 DINO side ページ14

『ん〜』


朝日が眩しくて布団の中で伸びをする


ぱちっと目をあけて身体を起こした


すると昨日の夜が少しずつ思い出される


Aちゃんとフルーツ牛乳を飲んだっけ


甘くて、儚い味だったな


今日もAちゃんに会おうと、着替えてロビーに下りる


あれ


いつもならいるのに、今日は受付にいない


しばらく考えたけれど、時間も迫っていたから食堂に朝ごはんを食べに行った






「あの〜」


たどたどしい日本語で旅館の女将さん、Aちゃんのお母さんに声をかける


「はい!どうされましたか??」


笑った目がそっくりだ


「Aちゃん…???」


言葉が出てこなくてAちゃんの名前しか伝えられなかった


「あ〜!」


すると女将さんは嬉しそうに笑って紙に旅館の地図らしきものを描いてくれた


「ここ!ここよ!!」


最後に1つの部屋に星印をつけた


行けってことかな?


首をかしげると、うんうんと頷く女将さん


「ありがとうごじゃいます」


お礼を言って、その地図をたどって行くと、今まで来たことのない部屋の前にたどり着いた


星印の部屋のようなのでノックしてドアを開けると


机に突っ伏して寝ているAちゃんが居た


ゆっくり近づいて顔を覗き込む


『Aちゃん、起きて…』


ゆっくり揺さぶるとAちゃんの口が人の名前を呼んだ


「ジョシュアさん……」

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作者名:詩音 | 作成日時:2017年9月14日 23時

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