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Aの家に向かう途中で公園を通りかかった
そうするとそこに1人で座っているAがいた
「Aっ！！」
驚いたように顔をあげるA
「なあんだ、テミンかっ…！先輩かと思っちゃった」
そう言って弱々しく微笑んだA
「なんでだよ…」
その時気がついた
この公園はこの前Aが先輩とデートしていた公園だった
Aがどれほど先輩を好きだったのか見せつけられた気がした
でも、俺もAが先輩を好きなのと同じ
いやもしくはそれより
Aのことが好きなのに
「いい加減、俺をみてよ」
「え？」
少し首をかしげる君
今から伝えるんだ
＿＿＿＿＿＿告白もできないような奴が
先輩の言葉が耳の奥で響いた
「ずっと
＿＿＿＿＿＿言うんだ
「俺はずっと前から
＿＿＿＿＿＿＿伝える
「Aが
大好きなんだ」
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作者名：詩音 | 作成日時：2017年1月27日 21時
