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＿＿＿＿＿＿＿
「どういうことですか」
俺は今先輩を前に声を荒げている
「お前には関係ないだろ」
そう言って俺に背を向けて立ち去ろうとする先輩
「ちょっと待ってください、逃げるなんて＿＿＿
「逃げてんのはどっちだ？」
先輩がゆっくり振り返った
「告白もできない奴が、他人の恋愛事情に首突っ込むな」
そのまま先輩は行ってしまった
悔しくて泣きそうだった
どうしてAはあの人を選んだんだ
俺の方がもっとずっとAのことを見てきたのに
でも
伝えなければ
この気持ちは存在しないと同じことなのか
伝えたい
この気持ちを伝えて
もう2度とAが傷つかないように
守ってあげるんだ
本当の意味で
そう思ったら俺はAの家まで走り出していた
受けとってもらえますか
俺の、この抑えきれない想いを
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作者名：詩音 | 作成日時：2017年1月27日 21時
