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月日がたって、僕らは小学校高学年になった
僕はまだAちゃんのことが好きだった
最近は1年生の頃からの友達とだけあって、Aちゃんも、クラスは違えど廊下ですれ違うと手を振ってくれたり、時間が合えば一緒に帰ってくれたりした
そんなある日
放課後いつものようにAちゃんの教室に会いに行くと
「あ、テミンくん。Aなら帰ったよ」
Aちゃんの友達にそう言われた
「そうなの？ありがと」
何か不安に思ってAちゃんの家まで行ってみることにした
学校を出て校門をくぐる
そうしてAちゃんの通学路をたどっていくと
途中の公園でAちゃんの姿をみつけた
ホッとして声をかけようとしたところで僕の足が止まった
Aちゃんは1人じゃなかった
中学生の男の人数人に囲まれていた
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作者名：詩音 | 作成日時：2017年1月27日 21時
