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あの後、Aとちゃんと話した
Aは僕の身に起こったことも
犯人が誰かも知っていた
犯人は隣のクラスのやつらしく、そのほかにもたくさんの情報をくれた
週が明けて僕は担任にそのことを相談した
担任はちゃんと話を聞いてくれて、クラスのみんなにも事情を説明してくれた
犯人は学年1位を狙っていたのに僕のせいでトップになれず、親に散々怒られたからやったそうだった
なんだかあっさり終わったように書いてるけど、ほんとに大変だったんだよ？
でも乗り越えて僕はまたいつも通りの生活に戻っていくことができた
Aがあの日僕の家から帰るときに、言ってくれた言葉がある
「守ってもらってばっかじゃ嫌、私にもテミンを守らせて」
僕が小学生の頃から守ってあげるって言ってたこと
ほんとに守れてるかなんて自信なかったのに
Aは充分だと笑った
嬉しかった
そして僕は決めた
卒業式にAに想いを伝えよう
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作者名：詩音 | 作成日時：2017年1月27日 21時
