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なんでなんだろう
僕も全然わからないんだけど
気づいたら好きだったんだ
給食の時は
「はい！！これあげる！！」
デザートは絶対にAちゃんにあげる
「わあ〜！！テミンくんありがとう！！」
いつものことなのに、毎日笑顔で受け取ってくれる
お腹が空いてたって、大好物のデザートだったって
Aちゃんが嬉しそうにする
そう思ったらいくらだって我慢できた
休み時間は、校庭でみんなで遊ぶんだけど
僕は1番にAちゃんのところに行って
校庭まで競争するんだ
みんなが来るまで校庭でずっと鬼ごっこ
とにかく長く一緒にいたかった
どんなに雨が降ってても
どんなに気分が落ち込んでても
Aちゃんに会えればそれだけでよかった
いつまでもこうして
Aちゃんと笑っていたかった
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作者名：詩音 | 作成日時：2017年1月27日 21時
