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「大きくなったら、Aちゃんのお婿さんになるんだ！！」
将来の夢を聞かれる度に僕はそう答えていた
小学生低学年だからってみんな微笑んでそっかなんて言ってたけど、僕はずっと本気でAちゃんのことが好きだった
いつも学校に来たらAちゃんを探してすぐに話しかけに行く
「おはよ！！Aちゃん！！」
「おはよ！！テミンくん！！」
僕は、この僕にだけ微笑んでくれる瞬間
この瞬間をすごく大事にしてるんだ
だけど正直言って
Aちゃんは誰がみても可愛い
明るくて、優しくて、あどけない笑顔が本当に可愛いんだ
そんなAちゃんは人気者で、いつもAちゃんの机の周りにはクラスメートがたくさん集まってる
でも僕が1番、Aちゃんをみてる
僕は本当に本当に
Aちゃんのことが大好きなんだ
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作者名：詩音 | 作成日時：2017年1月27日 21時
