恋心の理由【玲於×北人】 (ページ6)

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隼「駅あっちだから！じゃあね！」

玲「じゃあなー」

『また明日！』

私たちの方を見てぶんぶんと勢いよく手を振る

小森くん

玲「みなみと隼ってこんな仲良かったっけ？」

『う〜ん、今日仲良くなった！』

玲「人見知りのお前がねえ、」

『小森くん話しやすいから』

しばらく沈黙があって、気付けば玲於は

足元の石ころを器用に蹴りながら歩いてる

『拗ねてる？』

玲「 …んなわけ」

『今間があったでしょ』

玲「ばーか」

生意気に呟いた玲於に私のほっぺをつままれる

玲「隼とばっか仲良くすんの禁止ね」

『っ、… 』

玲「ふっ、餅みてえ柔らか… 」

ムニムニしながら子どもみたいに笑う玲於

『遊ばないで』

玲「やだ」

『ワガママれおちゃん』

玲「うるせえ」

今日はゆっくり歩き過ぎちゃったかな、

日が落ちるぎりぎりに家に着く

玲於とバイバイして、

私が家の鍵をしたガチャッという音を確認してから

玲於は自分の家に入る

ちょっと過保護な私の幼なじみ

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