23 芽生え ページ23
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hokuto side
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先輩と二人きりで出掛けたあの日から
『 北人くん 』
そう呼んでくれている中野先輩
次の日の部活の時は
翔吾にすっごい問い詰められたけど(笑)
翔「 デート、どうだった? 」
北「 別にデートじゃねえし 」
翔「 先輩可愛かった? 」
北「 言わなくても分かるでしょ 」
翔「 “気になる” から “好き” になった? 」
北「 すき…なのかな、、まだよく分かんない」
翔「 もーうほくちゃん男なんだからしっかりしてよ! 」
そう言って背中をドンと叩かれる
普通に痛えわ〜
でも翔吾の言う通り
自分の気持ちハッキリさせなきゃな、、
そんな事を考えながら歩いていると
後ろから聞き馴染んだ優しい声が聞こえた
『 北人くんと岩谷くん、おはよう 』
「「 おはようございます! 」」
朝から中野先輩見れて、今日は最大級にハッピーだ!
でも…
校内で先輩を見かけると
かなりの確率で隣にいるのは…
『 ちょっと玲於置いてかないでよ〜 』
玲「 お前ら歩くの遅すぎ 」
中野先輩の幼なじみの 佐野玲於先輩に、
隼「 うわ〜怖いねえ、」
『 ほんっと相変わらず 』
小森隼先輩
北「 はあ、二人揃ってイケメンだよね 」
翔「 はやくしないとあの二人に取られちゃったりして 」
佐野玲於先輩、小森隼先輩、、
二人は中野先輩のことが、
すき…なのかな?
もしそうなら取られたくない。
こんな気持ちになるのって…
俺、中野先輩に、恋してるんだ ______
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作者名:“ ふわら ” | 作成日時:2019年1月4日 19時