【旧校舎のメリーさん】

トイレの花子さん　1 ページ2

寧「トイレの花子さんを、確かめよう！」

『なんで？』

寧「願いを叶えて貰うためよ！」

『私も？』

寧「ダメ？」

『わかった…』

寧「やった！」


『帰るなら今のうちよ？』

寧「ここまで来たし、確かめなきゃ！」

『「花子さん花子さん、いらっしゃいますか？」』

ｷﾞｨｨ

？「はーあーい」

『「っ！」』

寧「気のせいかな…」ﾎﾟﾝ

？「こっちだよ…」

『「きゃー！」』

？「くふっ…あはは！」

『男の子の声？』

？「君達…大丈夫？」

寧「昔の制服に人魂」

『透ける体、貴方は…』

花「俺は、怪異さ…七不思議が七番目【トイレの花子さん】初めまして…」

寧「そんなの嘘！」

『男の子だし…』

花「確かに、俺は男だよ？でも、他は噂通り…君達にもあるんだろ？願い事…」

寧「ただの変態幽霊じゃないのね？」

『寧々ちゃん！』

花「もういい…さよなら…」

寧「嘘嘘！男の花子さん、かっこいい！」

『うん！』

花「かっこいい…それじゃあ、願い事をどうぞ！」

『「ちょろい…」』

寧「高等部一年八代寧々…願い事は、源先輩と両思いになることです！」

花「ヤシロね…願い事は恋愛成就…
君は？」

『高等部一年古影椿です…願い事は、考えてません…』

寧「願い事考えてなかったの？」

『ついてきただけだしね？』

花「フルカゲね…願い事は保留…
ヤシロ…君の願いを叶えよう！」

寧「やった！どうやって願いを叶えるの？」

『それ、気になる！』

寧「すごい道具を使うの？」

花「すごいの持ってるんだ！」

『「すごいの！？」』

花「はい！」

『ハウツー本…』ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

寧「…」ｼﾞｨ

花「このくらいがいいんだよ…」

寧「それでもって、言ったら？」

花「それは…俺、道具持ってないし
無理！」

寧「え？」

『大丈夫？』ｺｿ

寧「何回も願いを叶えてるはず！」ｺｿ

花「何々…特技を活かすべし…ヤシロ…特技ってある？」


花「畑！」

寧「私、園芸部なの！特技は…土いじり！」

花「…」

寧「やっぱり、可愛くないかな…実は前に好きだった人が、女の子らしい子が好きで、だから、園芸部に入って…料理や裁縫もやって、上手くなったら、告白しようって思って…でも…
[はあっ？誰だよ…お前みたいな大根足…好みじゃねえし…]って…」

『私の寧々ちゃんに、よくも！』

寧「私は、椿ちゃんのなの！？」

『寧々ちゃんは、私の癒しよ！』

寧「！」ﾃﾚｯ

『照れた！』

花「大丈夫？」

「…」ｶｧｧ

『尊い！』

花「話が進まない…」



駄「二名が起動不可になったので次回に持ち越し…」m(_ _)mｽﾐﾏｾﾝ

感謝感激ですっ！→←人物設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す