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紅葉が十三枚 ページ15



何てカオスなんでしょう。
喧しい奴と中二病の奴って。
良いのかそれ。

「えっとさ。それ、大丈夫なの?」

疑問に思ったから聞くと、案外早めに質問に答えてくれた。

「嗚呼。一人は仕事をサボりまくって側近に怒られてるけど、今は外出中だし。えっと、お前の名前を聞いてなかったな。名前は?」

そこは君の名は、でしょ!
とか言いたかったけどやめた。

「アッキー。秋女だよ。アッキーって呼んでくれて良いから。」

そう答えると、そうか、と素っ気なく言って来た。
自分で聞いたくせにぃ!!

「と、取り敢えず、時空神様の家に行こう。話はそっからだよ。その二人の住居者にも会わないといけないしね。」

そうまくし立てた。
これが幸の方に出たら良いんだけど。

時空神エンマside

取り敢えずは、彼奴__エンマの頼み事は終わったな。
実は、エンマに秋女が一人で街を歩いていたら、声を掛けて屋敷に連れて帰って来てくれって言われてたんだ。
元祖本家の屋敷じゃなくて良いから、エンマ宮殿でもエンマ離宮でもどっちでも良いからって。
俺が今向かってるのは太陽神と暗黒神が居るエンマ宮殿の方だ。
離宮の方はぬらりひょんが居て面倒だ。

「あのさ…何処に向かってるの?其方には、うんがい三面鏡しか居ないと思うんだけど…。」

不安そうに聞いて来る。
此奴勘が鋭いのかはたまた只単に物覚えが良いだけか。

「エンマ宮殿に向かってる。現代のワイハーリゾートに飛んで、そっから飛行機乗って…。」

「それさぁ、瞬間移動の方が早くない?」

思い出しながら言って居たら、突っ込みが入った。
それに変に納得してしまう。

「嗚呼確かに。」

「いや、気付けよ!」

思った事をそのまま言ったら、直ぐに突っ込まれた。
俺がボケ役みたいだな。

「はっ!しまった。思わず突っ込んでしまった。まずいぞ〜これは。何低級妖怪の癖に突っ込んでんだ消えやがれゴラァとか思われてたらやばいどうしよう!」

聞こえてる聞こえてる。
思った事を口に出す病なのか?
さっきも顔に出てるとか言ったけど、本当は声に出てる。
思わず、なのか?
カオスだとかも聞こえてたし…。
もしや感情と言うか、此奴が思考そのもの?
だとしたら、思った事を全部言うのも納得が行く…。

「嗚呼黙り込んじゃってる。不味い、そんなに酷く傷ついたのか。やっベーどー謝ろうかなぁ。悪かった?な訳あるかい…(ブツブツ)」

自分で突っ込み入れてたぁ!

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設定タグ:妖怪ウォッチ , カゲプロ , オリキャラ   
作品ジャンル:ファンタジー
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秋春 - 死音さん» うわぁあああマジか私ヒビヒヨ、いや、ヒビヤ受け派だ!背の小さい子は受けだ!!うん!! (2018年4月3日 22時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 秋春さん» YES、I Do (2018年3月28日 17時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - そなた、ヒビモモ派か (2018年3月21日 15時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 外すの忘れてたんですよ。ガマ土とかキュウオロとか出そうかなとは思ってるんですけどね〜。アドバイスありがとうございました! (2017年10月15日 14時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - (続き)ますので。長々とコメント失礼しました。 (2017年10月14日 19時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:死音 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年10月11日 17時

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