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紅葉が一つ ページ3

秋女side

縁側で一人座って居る。
特にする事はないのだが、こうして空を見上げるのもいいだろう?
雲が動いて居る。
もう少しで太陽が隠れそう。
ぼんやりと見上げて居ると、後ろから声がした。

「おーい!アッキー!ちょっと来てくれー!」

アッキーと言うのは私のあだ名。
安直でしょ?
今私を呼んだのは大ガマ。
本家の大将をやってるとは思えない能天気な奴。
でも此奴だから、こんなに愉快な奴が集まるんだろうね。
私は本家屋敷に住んでるんだよ。
家族同様って考えてくれてるみたい。
ふわふわとした頭で大ガマの方へ行く。
着いたところは大広間。
此処で喧嘩でもあったのかな?
襖を開ける。
びっくりする光景が広がって居た。

「おーアッキー!悪りぃけどこれ、治してくんね?」

私は思わず、襖を閉めた。

「ちょちょちょちょい!なんで閉めるんだよ!」

それもそのはず。
天井に穴が開いて、床にも穴。
壁には凹み。
畳はボロボロ。
真ん中で怒ってるヒライと、真っ黒な大ガマとキュウビ。

「…。何があったのか、分かりやすく説明して。」

襖を開け直し、成る可く冷静に聞く。

「いや〜。あんまりにもヒライ神揶揄ってたら怒られちまってよぉ〜。」

「こんなに怒んなくても良いじゃん…。」

「いや、どう考えてもあんたらが悪いからね!?10回くらい考えたけど、あんたらが悪いからね!?」

ヘラヘラと笑う大ガマと、呆れながら尻尾の手入れをするキュウビ。
それに突っ込む私。
何この茶番。

「親方様達が悪いんですよ。そんなにしつこくアッキーのことを聞いてくるから…。何も知らないって言ってるのに…。」

原因俺かーい!
どこのガキの喧嘩だよ。
巻き込むなよ周りを!
土蜘蛛達どうすんの!
今日皆で雑魚寝の日じゃん!
せっつーもねーちゃんも、悠ねぇも来るのに!
何考えてんだこの馬鹿ども!
質問なら本人に言えやー!
ふわふわの頭もすっかり覚醒したようでこんなに一杯の突っ込みが思い浮かぶ。
しかし声に出て居たようだ。
その場に居る全員がぽかんとした間抜けな顔をして居る。
この顔つぼる。←

「何て顔してんだよ。間抜け過ぎないか。」

思わずそう言うと、真っ先にキュウビが反応した。

「大ガマは良いとして、僕は間抜けじゃ無いよ。大ガマじゃあるまいし。」

「さらっと酷いこと言ったな!?俺泣いちゃう!」

「泣き叫べば良いんですよ。喉が潰れるくらいに。」

「ヒライ神!?」

〜・〜・〜
キリの悪いところで切ります。字数が…。

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シール

ラッキーキャラクター

ビーチ姫


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設定タグ:妖怪ウォッチ , カゲプロ , オリキャラ   
作品ジャンル:ファンタジー
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秋春 - 死音さん» うわぁあああマジか私ヒビヒヨ、いや、ヒビヤ受け派だ!背の小さい子は受けだ!!うん!! (2018年4月3日 22時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 秋春さん» YES、I Do (2018年3月28日 17時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - そなた、ヒビモモ派か (2018年3月21日 15時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 外すの忘れてたんですよ。ガマ土とかキュウオロとか出そうかなとは思ってるんですけどね〜。アドバイスありがとうございました! (2017年10月15日 14時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - (続き)ますので。長々とコメント失礼しました。 (2017年10月14日 19時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:死音 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年10月11日 17時

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