１つ目 小水紫恩 ページ2
「それでさ…」
「え？！マジで!?」
クラスにつくや否や私はすぐアイくんこと藍川卓真と雄弥こと梶原雄弥と仲良くなった。
健太と舞は何か恋ばな中みたいだからそっとしといた。
今の話題は雄弥の【人間観察の楽しさ】についてだ。
雄弥の話は物凄く興味深くて面白いんだけど…何かモヤモヤして止まないんだよなぁ…
「…で？今観察して何かわかった？？」
「うん。まぁ。」
「教えてくれよ、雄弥。」
雄弥いわく。
私たちの席から真反対にいる 、太田秀真は舞のことか好きで秀真の隣の丸井結は健太が好きなようだ。
ふぅーん…
この四人どうなるか必見だな!!
何て面白おかしく言ってみるけど、胸のつっかえは取れなかった…。
何でだろ…モヤモヤ止まんない。
「……い、……ん。…ぉ…。」
考え事をしていて雄弥の声が耳に入っていなかった。
「紫恩!!」
「はいぃ!!!!」
「クククっ……あ、アイが呼んで…ククっ…呼んでるぞ」
あんだけで笑いを堪えるのに必死な雄弥を見て私は頬を膨らます。
「そっ…そこまで笑わなくてもいいだろっっ!?………んで？アイくん、何？」
そう言って振り向くとアイくんは顔を近づけてきた。
雄弥に聞かれたくないのかな？
「公城実琴の好きな人ってわかる？」
「実琴？何で？」
「…思いっきり弄ってやろうと思ってな、」
アイくん。笑顔が黒いよ!?
怖いからやめてよ!?メチャメチャ怖いよ!?
私の隣の席の雄弥はドＳだ。物凄く。
その雄弥が認めるドＳはアイくんなのだ。
あぁ、恐ろしや……
そんなこんなで全く内容は聞いてないけど新学期最初の授業が終わり休憩時間も私たちは３人で話をしていた。
「「紫恩っ!!」」
そこへやって来た、陵也と実琴。
２人は隣の席だったようだ。
雄弥に陵也と実琴を紹介すると陵也には小さすぎる声でよろしくといったものの、実琴に関してはもう見えないものとして総スルー。
実琴が可哀想だったけど、何か面白かった。
授業中と同じでメチャメチャ笑いあったけど、１つだけ相違点があった。
それは、
胸のつっかえが取れモヤモヤしなかったことだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
木戸凛々(プロフ) - 瑠美奈さん» ありがとう！続編作るよ！アンケートで一番票がある人が次の主役です！ありがとー！！ (2015年4月2日 12時) (
レス) id: efc1932227 (このIDを非表示/違反報告)
瑠美奈 - また名前の話なんだけど､別々の人の名字と名前組み合わせたら学校にいる人になった!w これって続編あるの?FEELINGsシリーズ大好き（≧∇≦） (2015年4月2日 12時) (レス) id: 0b3b690872 (このIDを非表示/違反報告)
木戸凛々(プロフ) - くぎさん» どういたしまして！次も頑張りまっすん！ (2015年3月31日 0時) (レス) id: efc1932227 (このIDを非表示/違反報告)
くぎ - おめでとう！リクエスト答えてくれてありがとうね！ (2015年3月30日 23時) (レス) id: 049b74e80a (このIDを非表示/違反報告)
木戸凛々(プロフ) - 瑠美奈さん» それはすごいな！！ビックリ！！ (2015年3月30日 21時) (レス) id: efc1932227 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
