ぶちギレ ページ2
「「え」」
その場の誰もが目の前の光景を疑った
あの元クイーンである若宮しのぶが全く動けずにとられたのだ
貴「いまいちかな」
若「たかが一枚とったくらいで調子に乗るな」
大「すぅ、し、
パシッ
若「っ！？(今のはうちの得意札のしのぶれど、うちが取られるなんて」)
そこからは蹂躙劇だ
あの若宮がその後一枚も取れず終わるとは
誰も想像つかなかったろう
若「うちが・・・うちが・・・」
貴「ふん、クイーンの実力も落ちたものだ」
若「っ！！」
その発言に若宮は悔しさのあまり顔を歪めた
パチパチパチ
原「まさか、あの若宮君にもあれをやって勝てるとはな、さすがだよ葵君」
「あれだったら２０枚でもよかったかもです」
あれ、とは？
全員の頭に疑問が浮かぶ
綾「先生！あれって？」
原「葵君は認めた相手以外はハンデを与えるんだよ」
真「ハンデ？」
原「そう、若宮君は最初の10枚は取れていたろ？あの10枚がハンデだったのさ、あれがなきゃもっと早く試合は終わっていただろうね」
「「っ！？」」
貴「せんせー、ホントに俺と張り合える子いるのー？」
綾「葵君！次私とやらない？」
貴「君、次試合でしょ」
綾「あ、そうだった！じゃあ、勝ったらやろう！」
貴「トーナメントだからやるしかないでしょ」
綾「うん！」
貴「君」
大「はい！？私に、何か」
貴「膝枕して」
「「はぁ！？」」
西「あんた何いってんだ！？」
駒「ますます人が掴めない」
貴「君の声はとても、綺麗だった、きっとかるたが好きなんだなと思って」
大「は///あ、ありがとうございます///」
貴「で、やってくれないの？」
筑「大江先輩、やらなくていいですよ」
大「私でよければ」
貴「あー、落ち着く、ふぅ」
大「(この人ちょっと可愛いな)」
貴「・・・」ﾇﾇﾇ
大「(天使みたいだな)」
綾「シャア！終わった！葵君やろう！」
大「ちょ！千早ちゃん」
貴「あぁ？」
綾「試合！やろう！」
貴「人の睡眠奪っても俺とやりたいか、いいだろう、自信が粉々に砕け散るまでやってあげるよ」ｺﾞｵｵ
「「こっわ！」」
西「綾瀬、今ならまだ許してもらえるから謝ってこい！」
駒「あれはそうとうキレてるよ」
綾「なんで？」
筑「綾瀬先輩ホントにカルタになると前見えなくなりますよね」
貴「ほら、やるよ」
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ゆゆ - このお話大好きです！ちはやふるの小説って更新停止とかが多いんですけど、完結までやめないで欲しいです…！すごく好きなんですよ、このお話。なので、お願いします！更新、楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年6月5日 13時) (
レス) id: c303749b45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝露 | 作成日時：2020年6月4日 21時
