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シスタス ページ2
笑顔が素敵でいつも見せてくれた
だけど
それも簡単に壊れる
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いつもの道をひとりで歩く
挨拶をして声をかけて笑みを浮かべる
いつも通りの朝だ
そして彼らの元へ走っていく
後ろから突進するなんていつものこと
そしていつもそれを受け止めてくれる幸村くん
「おっはーよ!」
今日の天気には似合わない挨拶
どちらかというと今日は曇りだから暗く言うのが似合うはず
「おはよう、立花」
みんなの横に並んで登校する
周りは何も言わない
ファンクラブだって今は何も言わない
昔は言われてたけど
教室のドアを勢いよく開ける
みんながいっせいに私を見た瞬間に笑顔で大きな声で挨拶をする
「おはよー!」
重い重い荷物を机に放り投げ課題やら答えを見せてもらう
「またやってないの?もー、先生にバレても知らないからねー」
クラスメイトと喋りながらいつも通りすごす
笑いが止まらない
あぁ、いつもどおりだ
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作者名:I like choco. | 作成日時:2020年11月1日 12時