【銀魂】100日後に死ぬ(死なない)高杉晋助【高杉晋助】

55日後に死ぬ(死なない)高杉晋助 ページ45

三月十六日(火曜日)







今日は春休み前の休みだったのでAと銀時と俺と俺達の見守り役の朧で蔵の探検をした。
薄暗く長らく誰も足を踏み入れてないので懐中電灯とマスクをしっかり装備して行った。


「まずは何処を漁る？」

「あのタンスとかどうだ？」

「じゃあ俺はあっちの箱類を見てるわー」

「私は銀時を手伝ってるからお前たちはくれぐれも怪我をしないようにな」


と言うふうに分担して調べる事になり、俺はAとタンスを調べていた。


「んー、基本的に着物だね」

「ああ。色や大きさから見ても先生か虚のだろう……ん？」

「あ、何かあった？」

「いや……これ、タンスの箱の底が二重になってねぇか？ほら、高さが全然違ぇ」

「ほんとだ……」


と、着物を一度全部出し、二人で底の板を持ち上げる。案の定その下のにも何か入っていて。


「なんだろ？」

「こりゃあ……うん……」


Aはわからないと首を傾げていたが俺は前に調べた事があるので知っていた。
いや、なんで調べたんだとか聞かないで欲しいのだが、これは所謂ごっうもーん器具……
苦悶の梨……だったっけか……？

なんでこんなもんあるんだよ……と見なかった事にしてほかの場所も調べて行った。
一日では全部見て回れなかったが、他には刀(違法)とか銃各種(違法)しか無かった。

いや、先生……

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