【銀魂】100日後に死ぬ(死なない)高杉晋助【高杉晋助】

59日後に死ぬ(死なない)高杉晋助 ページ41

三月十二日(金曜日)






今日は銀時はバイト、土方沖田はミツバの見舞いで、神威とAと俺の三人でUNOをやった。
俺と神威は賭けに強くて、Aがぼろ負けしてた。
途中から


「ドロー4もう嫌だぁぁぁぁあああ！！」


と泣きながらカードを引いていて可哀想だった。
ただAは泣き顔も可愛い。
そしてその泣き顔を見ながらにやにやする神威はこいつ性格悪ぃなと思う。
そしていきなり神威が言った。


「そうだ。ビリだった奴は罰ゲームしない？」

「は？？二人とも手札が三枚に対して私の手札二十枚もあるんですが？？え、新手のいじめかな？」

「んー、じゃぁね〜……あ！ビリだった奴は一人一つどんな質問でも答えなきゃダメ！だから合計二個、真実を言わなきゃいけない感じ」

「あれ、神威くんには私の声聞こえてないのかな。電波障害かな？」

「じゃあ俺出すよドロー2」

「俺もドロー2」

「くっそぉぉぉお！四枚……ぐすっ……ぁ、色変える！青！」

「じゃあ青の3っと……あ、UNO」

「緑の3……UNO」

「ちくしょうちゃんとUNOっていいやがってからに……緑の6」

「赤の6」

「赤の1」

「…………」


Aは手札を放り投げてぼふんとソファーに倒れた。


「俺から行くね。んー……あ、何か隠してることカミングアウトしてよ」

「拒否権……ま、いっか。えー、なんだろ……あ、私実は最近コーヒー飲めるようになったよ。お茶の方が好きだけど」

「くっだらな……じゃあ次晋助は？」

「俺か？俺ァ……そうだな、最近スカート上げたりお洒落してる見てぇだが、なんか心境が変わるような事があったのか？」

「えっ、え、あー……先輩に、そんなんじゃ嫁の貰い手無くなるよって……」


目をそらすAに、疑わしげな目線を送る。
まあ嘘を禁止されてる以上嘘では無いだろうが……
全く何を隠してるのやら。

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