検索窓
今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:164,094 hit

十六匹 ページ16

.






「おはよう、また子ちゃん」

「あ、A様!おはようございますっス!」


鬼兵隊母船はお風呂が大浴場ひとつしかない。
まあ、普通こういう兵隊の所に女がいないからなんだけど。
だから、私達ガールズはこうして朝、おうのさんは仕事が無いから昼間にお風呂に入る。
私は朝弱いから本当は早起きしたくないんだけどね。仕方ない。


「また子ちゃん鍛えてるねぇ」

「単純な力比べなら男には負けるっスから、せめて抵抗できるくらいの筋肉は付けてるっスよ!」


なんて会話をしながら脱衣所からお風呂場へ。
シャワーを出して頭から浴びれば、寝起きで少しぼんやりとしていた脳が段々と覚醒してゆく。


「……あ、そうだ。また子ちゃん」

「はいっス、なんスか?」

「あのね、今日アイツらの処刑をして欲しいんだけど」


いきなりまた子ちゃんの目じりがキュッと上がる。


「私に……幹部級に楯突いたこと、地獄の底まで後悔させてやるっス!」

「うん、お願いね。それでさ、浅野って子居るじゃない?」

「えーと……あの影の薄い……?」

「そうそう!その子の前で殺して欲しいの」


また子ちゃんはシャワーを止めて、シャンプーを手に出す。


「それはお易い御用っスけど……」

「なるべく酷い殺し方で頼むわね。トラウマを色濃く植え付けたいのよ。……あ、私とおうのさんも同席するわ!」

「えぇぇ!?危ないッスよ!」

十七匹→←十五匹



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (103 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
178人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 高杉晋助 , 鬼兵隊   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

coma7672(プロフ) - すいません!前のコメント間違えて送信してしまいました、、お話最高すぎます!更新楽しみにしています!! (2020年4月7日 23時) (レス) id: 46f7afe943 (このIDを非表示/違反報告)
coma7672(プロフ) - 高杉晋助 (2020年4月7日 23時) (レス) id: 46f7afe943 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:沖田レイア | 作成日時:2020年1月12日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。